第511話 推測

2014年8月5日火曜日

第20部-兵庫連合-

t f B! P L
瀬戸「どうしても許せない
理由が会長にあったんか?

美樹に?それとも自分に?
何かを終わらせる為か?」

瀬戸は色々なことを考えて
ずっとずっと殴っていた。

見ていた栗山はその恐怖で
腰の力が抜けていた。

そしてやりすぎたぐらいに
鷲尾を殴りこみ倒していた

鷲尾は少しも動かなかった

瀬戸「そうか。わかった。
そういうことなんか。
これは・・・けじめや」

瀬戸は鷲尾を殴りつけて
何かを感じていた。

それはただの推測だった。
何があったのかは分らない

だけど気持ちは分かった。
何かのけじめをつけていた

そしてこれで終わらせた。
だからここまでやったんだ

栗山「ちょっと・・瀬戸君
その人兵庫連合やねんで」

瀬戸「兵庫連合・・・?」

栗山「知らへんの?美樹も
入っている兵庫連合・・」

瀬戸「あぁ。知らへんわ」

栗山「族を吸収して拡大を
している族やねんけど・・
仕返しに来られるよ・・」

瀬戸「仕返しか・・・。
美樹もおったんか・・・
って事は兵庫連合に何か
関係があるっていう事か」

瀬戸は考え出していた。
事件の関連性が兵庫連合と
いうような気がしていた。

栗山「どうすんの・・・?
謝っても遅いよ・・・」

瀬戸「そいつ連れて帰れ。
そんで言っておけや。
近いうちに挨拶行くって」

瀬戸は兵庫連合を潰す事を
もう心の中で決めていた。

しかしそれは美樹に事情を
聞いてからの考えだった。

美樹に話を聞くまでは
動きたくても動けなかった

真実を知らないから。

その頃橋本達は・・・
ずっと鍛錬をしていた。

橋本「はーい。終了や」

柴田「あー。限界や」

安部「無駄な動きが多い
まだまだあかんわぁ」

3人は円を組んで座った
柴田達は橋本が美樹を
殴った事を聞かなかった

橋本「・・・なぁ。
何も聞かへんのか?」

柴田「あー。聞かへんわ
別に聞きたくないしな」

安部「殴りたくて殴った
とは思われへんしなぁ。
何か理由があったんやろ
言いたくない理由がな」

橋本「・・・まぁな。」

柴田「じゃあええやん」

安部「聞かへんからよ」

二人は橋本を信じていた

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