第512話 覚悟と勇気

2014年8月5日火曜日

第20部-兵庫連合-

t f B! P L
橋本「ひとつだけ・・・
2人に言っていいかな?」

柴田「おう。なんや?」

安部「聞いてやるわ」

橋本「兵庫連合って暴走族
を知ってるんかな?」

柴田「最近聞くかなぁ」

安部「他の族を潰して合併
しているみたいやけどな」

橋本「俺な・・・その族を
潰そうと思ってるねんや」

柴田「えっ!?なんでや?」

安部「それが原因か?」

橋本「それが原因では無い
でもけじめをつけたくて」

柴田「ほぉーーー」

安部「へぇーーー」

橋本「せやから2人共な。
宮根と沢田についてくれ」

柴田「なんでやねんな」

安部「わけわからんねん」

橋本「俺な。今回の件は
勝利の会の絡みは無しで
単独行動をとりたいねん
兵庫連合にリンチされる
かも知れへんし勝利の会
にまで迷惑かかるしな」

柴田「1人で行く気か」

安部「そこまでなんか」

柴田と阿部は橋本の意図
が全てわかってしまった

最初から一人で全て問題
を片付けようとしていた

仲間には迷惑をかけない
ようにしようとしてた。

それを聞かされた2人が
黙って行かせる訳がない

柴田「俺も一緒に行く」

安部「道を作るのに少し
ぐらい手伝ってやるよ」

橋本「負けるかもよ?」

柴田「心得は得ている」

安部「心得を守るわ」

勝利の会の心得を得てた。
実践するのは初めてだった

柴田「いつ行くんや?」

橋本「明後日の土曜日」

安部「また早いやんけ」

色々日時を決めていた。
翌日の金曜日には橋本達
は色々準備をしていた。

そして土曜日になった。
柴田と阿部は駅前で橋本
と待ち合わせをしていた

宮根「おーい。柴田ぁ」

沢田「何やってるんや?」

宮根軍団と沢田軍団と
遭遇してしまった。

軍団は仲良く遊んでいた。

小宮「お前達も暇やったら
一緒に遊ばへんか?」

西島「一緒に遊ぼうや」

柴田「あー今日は無理や」

安部「また今度遊ぼうや」

柴田と阿部は辛そうに言う
宮根と沢田は態度の変化を
見逃さなかった。

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