第499話 本気の想い

2014年8月4日月曜日

第19部-長田と兵庫-

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橋本と瀬戸も一緒にいた。
宮根と沢田は謝っていた。

杉内と岸田の非礼を詫びた
その時に6人が近寄った。

6人は舎弟にしてくれと
宮根と沢田に頼んできた。

宮根・沢田「断る」

2人即答で断った。

宮根「舎弟なんていらん」

沢田「お前達は本物やねん
舎弟になる必要は無いわ」

坂田「それはおかしいやろ
柴田と安部は舎弟やろ?」

宮根「んな訳ないやろが」

沢田「柴田と安部は弟子や
ただの兄弟弟子なだけや」

小宮「弟子?なんの弟子」

宮根「説明すんの面倒や」

橋本「いいんちゃうのか?
まぁ舎弟は必要ないけどな
お前らの人間性に惚れた
から一緒にいたいやろし」

沢田「でもなぁ・・・俺は
お前に教えてもらいたい」

宮根「まだ早いかなって」

橋本「関係無いよ。弟子を
とったからって俺はお前達
にちゃんと教えるよー。
そっから先はまとめて2人
が全部教えていけばいい。
今がタイミングみたいや」

宮根「でもなぁ。なんか」

橋本「教える側っていう
経験ももう必要なんやろ。
次のステップにいけや」

瀬戸「会長がそう言って
るんやからそうしろや。
サポートぐらいしたるよ」

環境の変化は突然起こる。
その突然の変化に対応が
できるものが強かった。

そう教えられていた。

宮根「じゃあわかった。
責任もってやってみる」

沢田「俺は明のフォロー
が無いと無理やからな。
よろしく頼むで~」

宮根「俺にも必要やわ。
明が相談役におらんと
俺も自信が無いしな」

杉内「俺も弟子になりたい
宮根さんお願いします。」

岸田「俺は沢田さんです。
よろしくお願いします。」

杉内と岸田は土下座をした。
ここで初めて土下座をした。

宮根と沢田は橋本を見た。
橋本はうなづいていた。

大勢いる中での土下座・・
プライドを捨てた行動。

初めて本気で頭を下げた。
その想いを橋本は受け取り
宮根と沢田に伝えていた。

本気の想いが認められた。

2人は4人ずつ弟子をとる。
宮根組と沢田組ができた。

まだまだ見習いだったので
勝利の会とは呼べなかった

この4人ずつの8人と柴田
と安部の2人を足した10人
これが後のインカの十傑だ

第19部-長田と兵庫- 完

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