第492話 認めあい

2014年8月4日月曜日

第19部-長田と兵庫-

t f B! P L
橋本「これから1ヶ月間は
ずっと太極拳しておいて」

柴田「えっ?太極拳を?」

橋本「これが基本やねん。
俺達の武術の基本やねん」

橋本からテープとビデオを
2人分渡された。

橋本「俺達も暇やないから
それでずっと勉強しててや
10月なったらまた来いや。
その時判断してやるから」

宮根「認められるのか
認められないのかやぞ」

沢田「本人次第やからな」

橋本「明日キャンプやっけ
今日は早く帰って寝たい」

沢田「そうやな。じゃあ
今日はここで散会やな」

宮根「頑張れよ。お前達」

全員別れて帰っていった。
柴田と安部も帰っていく。

そしてそれから1ヶ月間は
ずっと太極拳をしていた。

学校が始まってからは
大人しくして威張る事を
辞めて普通に過ごした。

先生に挨拶もしていた。
そしてもう1ヶ月立った。

10月になって長田へ行く。

橋本「垢抜けたのかなぁ?
なんかよくわからんねん」

柴田「不良はもう辞めたよ
今は普通の学生やけど」

安部「挨拶もしてるしな」

宮根「バカさは消えてる」

沢田「アホさも消えてる」

安部「うっさいわ。ボケ」

橋本「じゃあ。これ最後。
由紀と京子に謝れ。」

沢田「怖い思いさせたんは
お前達やねんからなー。」

柴田と安部は前に立った。
そして頭をしっかり下げた

柴田「ごめんなさい。
本当に失礼しました。」

安部「怖い思いをさせて
本当にごめんなさい」

由紀「はいはい。」

京子「あーわかった」

橋本「よかったな。
許してくれたってよ。」

沢田「なんかあった時には
守ってやるんやでー」

宮根「それで罪を償えよ」

柴田「あぁ。守るよ」

安部「絶対に守るわ」

橋本「守ってくれる人が
これで7人になったな。
これで俺も安心したわ」

由紀「何言ってんの?」

京子「和也が守ってや」

和也「はいはい。了解」

こうして柴田と安部も
一緒に仲間になった。

勝利の会とはまた違うが
全員が仲間と認めあった

一緒に遊ぶ事が増えた。
この2人が後のインカ

柴田 拓海=鹿角
安部 裕二=飛燕になる

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