2人はずっと待っていた。
そしてずっと見ていた。
列がなかなか途切れない。
その凄さに感動もした。
そして夜8時になった。
8時になった時点で材料
が無くなってしまった。
宮根「あー。タコ無いわ
粉もないし卵も無いわ」
橋本「あれ?もう無い?
材料全部終了なんか?」
沢田「これで終了やな」
橋本「由紀ー。終了や。
明ぁ~京子呼び戻して」
瀬戸「はーい」
チームワークもよかった
そして全部売り切って
早めに出店を閉めていた
橋本「あー。疲れたぁ」
沢田「めっちゃ疲れたわ」
宮根「休憩とれんかった」
瀬戸「売り切れるとはなぁ
思ってなかったんやけど」
由紀「あー。あたし和也の
たこ焼き食べてなーい。」
京子「食べたかったのに」
橋本「ゴメンなさい。
売り切れなんて思ってない
どっかに食べていこうや」
店を閉めて移動する時に
人が一気に集まった。
皆一緒に話がしたかった。
それだけ人望もあった。
柴田と安部は近づけない。
完全に圧倒されていた。
橋本「ちょっ・・あかん」
瀬戸「また後で~。後や」
宮根「えーい。集まるな」
沢田「周りに迷惑やろが」
橋本はなんとか抜け出した
柴田と安部の前を過ぎてた
柴田「あっ・・ちょっと」
安部「待ってくれって」
橋本は走っていった。
そしてコンビニの前で座る
橋本「あー。疲れたぁ」
柴田と安部も追いついた。
柴田「あっ・・・あの」
橋本「んっ?誰やっけ?」
柴田は緊張していた。
柴田「たこやきめっちゃ
美味しかったですっ」
橋本「へっ・・・そうか。
まぁ・・ありがとうね」
安部「あのー・・・
俺達の事覚えてない?」
橋本「あー。ゴメン
わからん。なんやろうか」
安部「少し前に兵庫で・・
1対2で喧嘩したんやけど」
橋本「あー。兵庫の奴らか
はいはい。思い出したわ。
なんやリベンジか?」
柴田「そんなんじゃない。
あれから少し話したくて」
柴田は話をしだした