瀬戸「用があるなら早く
言ってくれや。頼むわ」
柴田「会いたいねんや。
俺達2人とタイマンした
あいつと少しでええから」
瀬戸「はぁ?それは無理。
そんな時間作る余裕なんて
無いねんて。あの人は」
安部「なんでやねんな」
瀬戸「お前たちの時間と
俺達の時間の価値が違う。
あの人はもっと価値違う」
美樹「ほら。もう行くよ」
瀬戸「うわっと。おい~
わかったから待ってや」
瀬戸は連れ去られていった
柴田「なんなんや?おい」
安部「どういう事やねん」
その発言が謎だった。
この時同じ中学生と思って
いたのが間違いだった。
夕方まで探したけど他には
見つからなかった。
柴田「あー。おらんなぁ」
安部「諦めて帰るかぁ」
でも何か騒がしかった。
学生の人が多かったし
浴衣の人が多かった。
柴田「祭りでもあんのか
ちょっと寄ってみよか」
人の流れについていく。
祭りとは言えないけど
出店がいくつか出てた。
安部「これが祭りかぁ。
なんかショボイけどな」
柴田「まぁそういうなや
ちょっと探してみよう。
おるかもしれんしな」
柴田と安部は探していた
しかしどこにもいない。
安部「いねえなあ」
柴田「あっ。見つけた」
柴田は宮根を見つけた。
宮根はエプロンしていた
柴田と宮根は追いかけた
宮根が戻った先に驚いた
橋本「おーい。早くしろ
全然間に合ってへんよ」
沢田「今やってるって」
宮根「あー粉が無いわ」
瀬戸「じゃあ買ってくる」
たこ焼きの出店をしてた。
そこには人が多く集まる
柴田「なんやねん。おい」
安部「なにしてんねや」
2人は立ち尽くして見てた
由紀「美味しいたこ焼き
いかがですかぁ?」
京子「今ならからし入りの
たこ焼きも作ってまーす」
由紀と京子は呼び込みだ。
全員一生懸命だった。
柴田「本気でやってるな」
安部「あぁ・・・真剣や」
本気になる。真剣になる。
そんなかっこ悪いと思った
事を全員頑張っていた。
なんとも言えない感情に
陥ってしまっていた。