柴田「おい!!宮根と沢田は
どうしたんや?」
安部「逃げ出したんか?」
杉内「あぁ。逃げ出した」
萩原「なんでやねんな?
逃げるとは思わんけどな」
岸田「最強の座はあんたら
2人でいいって言ってた」
柴田「俺はお前達の仲間を
全員やったんやぞ。それで
そんな事を言ってるんか」
岸田「少し違うけど・・・
でもそういうことやろな」
萩原「何で出てこない?
どうやったら出てくる?」
杉内「出てこないと思う」
萩原「なんでなんや?
それだけ遠い存在なんか」
岸田「不良やないねんや」
安部「不良やないやと?」
杉内「あぁ・・違うねんや
誰が強いとかそんなんに
何も興味がない人やねん」
柴田「なにっ?」
安部「まさかっ・・・」
萩原「興味が無いやと?」
3人の表情が変わった。
不良ではなくて一般人と
いうことを話をした。
柴田「なんかつまらんな。
もういいや。帰ろうや」
安部「逃げたんは事実や」
柴田と安部は下がっていく
萩原「待てっ!!それは違う
あの2人は違うはずや」
萩原が大声で呼び止めた。
柴田「あー?なんでや」
安部「何か知ってるんか」
萩原「去年まであの2人は
3校ずつ仕切ってたはずや
1年やったにも関わらず」
杉内「は・・・?」
岸田「はぁ・・・?」
萩原「それが突然やった。
突然解放しだしたんや。
その間に何があったのかは
知らないけどそれからや。
宮根と沢田が最強ってな」
杉内「信じられへんけど」
岸田「3校も仕切ってた
とは思えへんけどなぁ」
柴田「有名な話やぞ」
安部「お互いがお互いを
認めあったっていう話」
萩原「あいつらが一般人
なわけがないねんや。
2人の居場所知らんか?」
杉内「教えてやりたいけど
わからんねんやんか」
岸田「溜まり場ってのが
ないねん。一般人やから」
萩原「そうか・・わかった
じゃあこっちで探すわ」
柴田「夏休み前に来るべき
やったかもなー」
安部「探すの大変やしな」
3人はどこかへ去った。