第464話 理想郷

2014年8月2日土曜日

第18部-中学襲撃編-

t f B! P L
兵庫の連中が帰る途中。
寄り道をしていた。

萩原「せっかく来たから
少し遊んでいこうか?」

柴田「そうやな。全員
手当てしてやりたいし」

安部「傷薬適当に買うわ
ちょっと待っててや」

駅前の広場で溜まってた
人数も多いので目立つ。

高校生の不良達が見たり
通り過ぎていったりする

でも誰も喧嘩を売らない
喧嘩を売る事もない。

安部「適当に買ってきた
ほれ。順番に使ってけや」

傷がひどい者から使ってく
柴田と安部の傷がひどいが
いつも最後に使っていた。

みんなが手当てをする間に
柴田はどこかよそ見してた

安部「どうしたんや?」

柴田「ほら。あいつら。
めっちゃ楽しそうやわ」

安部もその方向を見ていた
そこでは言い争いをしてた

宮根「ビッグマックが最強
てりやきなんて番外編や」

沢田「てりやきがうまい。
あのソースがたまらんわ」

京子「あたしもてりやき。
ビッグマックは無理。」

由紀「あたしもてりやき。
甘いし美味しいし。」

美樹「喧嘩せんときーや」

宮根「明はどっちや?」

瀬戸「俺はフィレオフィッシュやし
話に入られへん。ゴメン」

沢田「なんや。それわぁ」

宮根「ええい。無効票や。
じゃあ和也はどっちや?」

橋本「決まってるやんけ」

橋本の答えを待っていた。

橋本「ビッグマックやろ」

宮根「おっしゃあぁぁ。」

沢田「なんでやねんな。
てりやきやろーがぁ」

宮根は喜び沢田はへこむ。

橋本「ビッグマックが最強
マクドの看板メニューや」

京子「なんでなん?いつも
てりやき食べてるやんか」

橋本「そんなん言うなや。
心はいつもビッグマックや
ビッグマックに謝ってる」

由紀「あははははっ!!」

瀬戸「絶対謝ってないよ。
だっていつもてりやきが
美味しいって言ってるし」

宮根「なんやねん。それ」

どうでもいいことにムキに
なって話をしている姿。

それが柴田には羨ましい。
安部も同じ気持ちだった。

柴田が作りたい雰囲気だ。
その理想郷がそこにあった

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