橋本「お好きにどーぞ」
2人は飛んだり跳ねたり
して体を動かしていた。
そして残り2分で戻る。
橋本「ゆっくり食えよ。
大食い勝負も太極拳や。
止まらんかったらええ」
瀬戸「なるほどぉ~。
ここまで来たらそうか」
宮根と沢田はゆっくり
食べだした。普通に食う
ようなスピードだった。
そして残り1分・・・
1分残して食べきった。
宮根「う~・・苦しい」
沢田「おう・・あかん」
2人はもう死んでいた。
橋本「食べきれるとは
思ってなかってんなぁ」
瀬戸「えっ!?そうなん」
由紀「あははははっ」
京子「それは言ったら
あかんのちゃうの?」
外野は楽しんでいた。
そして全員で写真とって
賞金を受け取り2人に
肩を貸して外に出た。
橋本「ちょっとゴメンね
通りま~す。」
瀬戸「ゴメンよ~。」
杉内と岸田の横をスッと
通り過ぎてどこかへ行く
杉内「あっ。宮根さん」
岸田「沢田さん・・・
あの。大丈夫ですか?」
2人はついていった。
近くのベンチで休んだ所
を隠れて見ていた。
橋本「ほらっ。飲めや」
橋本はコーヒーを渡した
沢田「あぁ・・ありがと」
宮根「助かるわ・・・」
瀬戸「よく食べれたなぁ。
ちょっとびびってもたわ」
由紀「多すぎたもんねー」
橋本「6玉やからなぁ。
ちょっと考えられへんな」
応援側が盛り上がってた。
食べた側は死んでいた。
杉内「なんか楽しそうや」
岸田「なんであんな普通な
奴らと一緒におるんや?」
不良にとって不思議だった
自分よりも強い奴が一般人
と楽しく話ししてる事が。
そしてそれは嫉妬に変わる
杉内「くそっ!!」
岸田「おい。杉内~」
杉内が前に出て行った。
岸田も前に出て行った。
瀬戸「あん?誰や?
あの2人知り合いか?」
杉内達は近寄った。
橋本と瀬戸はスッと立ち
宮根と沢田の前に出る。
動けない2人をかばった