連「それで村田は田宮中学
に転校してきてたんかぁ」
村田の強さの謎が解った。
中学の時村田は強すぎた。
その強さは才能ではない。
全て努力の結果だった。
連「すごい中1っスね。
なんか内容が濃いですよ」
宮根「まぁ。そうやなー。
試練ばっかやったかなぁ」
お互いが過ごした時間が
とにかく濃かった。
それが目には見えない絆に
変わっていると思ってた。
連「でもまだ5人ですよね
インカは108人やのに。
どうやってそんなに人数が
膨れ上がったんですか?」
沢田「確か2年の秋ぐらい
から人が集まってきたな」
宮根「そうや。そやったな
鹿角と飛燕が終わってから
なんか人が増えたんやわ」
橋本「十傑軍団やったな」
連「もしかして十傑も
敵だったんですか?」
宮根「全員敵やったよ。
初めは全員が敵やったね」
沢田「そうそう。そやった
あれは大変やった・・・」
村田が須磨に引っ越した。
それから何日かして俺達は
2年になった。
瀬戸は代西中学へ入学した
そしてまた不良達が増える
沢田と宮根は不良を引退し
普通の学生生活を送ってた
橋本と知り合ってからは
不良の世界に興味なかった
なのに長田区最強は沢田と
宮根という噂になっていた
沢田と宮根が手を組んだ。
知らない間に手を組んでた
周りからはそう見られてた
そして山丸中学と田長中学
が知らない間に同盟を組む
沢田と宮根は何も知らない
知らない所で色々と噂を
立てられていたのが間違い
で迷惑な事だった。
血の気がある1年の不良は
その噂に流されてしまって
俺達に喧嘩を売ってきた。
でも相手にしてなかった。
勝利の会は少しづつだけど
依頼が増えていたから。
ずっと4人でやってたから
勝利の会で必死やった。
子供に運動を教えてほしい
登校拒否を直してほしい。
草野球の人数合わせで。
失恋の話を聞いてほしい。
一緒にデートをしてほしい
どんな依頼でもとにかく
全力で向かっていってた。
全力でずっとやってると
力も尽くすし結果も拘る。
時間は大事に無駄をなくし
時間対効果を考えて動く。
全てが成長していた。
そうしなければ結果を出す
ことができないから。