瀬戸「黙り決めんなや」
村田「遊びやないねん」
橋本「もう一度聞こうか。
なぜオヤジ狩りをしてた」
男「遊ぶ金が欲しかった」
橋本「オヤジ達から奪った
金は何に使ったんや?」
男「全部・・・遊び代に」
橋本「ゲーセンとかか?」
男「ボーリングとか・・」
橋本「余ってる金は?」
男「全然ない・・・」
橋本「お前ウソついたな」
男がピクッと反応した。
沢田「ウソなんか?」
宮根「なに?ウソなん?」
男「ウソなんかついてない
ウソついてどうすんねん」
男は突然あわてだした。
瀬戸「座れ。お前・・・」
橋本「小悪党ごときのウソ
が見破れんでどうするよ」
橋本が近づいていった。
橋本「お前。特にどっかで
遊んでるわけやないやろ。
女に金使ってたんやろ?」
仲間達が驚いていた。
橋本「最近なぁ。派手に
なった女の子がおってなぁ
その子から聞き出したよ。
愛ちゃんかわいいしなぁ。
高校3年生の北甲で去年の
ミス北甲やからなぁ」
男「なんで知ってるねん」
橋本「愛ちゃんから聞いた
ベッドの上でな。」
沢田「なっ・・・」
宮根「えっ・・・」
全員声を失っていた。
その言葉が受けれなかった
男「ベッドの上・・・?」
橋本「口説いたんや。
お前の話を聞くためにな。
全部話してくれたから」
男「ウソやろ?」
橋本「知っているよ。
国際神戸の植田君。」
植田「なっ・・・マジ」
仲間「おい植田。お前
女に貢いでたんか?」
仲間「学費稼ぐためや
なかったんか?」
橋本「全然違うよー。
ブランド品ばっかり
プレゼントしててん」
仲間「てめぇ。植田ぁ」
植田「ちょっと待って」
仲間が植田を殴っていた
植田は仲間からリンチを
受けていた。
内輪モメが起こった。
橋本「さてと。帰ろうか」
瀬戸「これで終わり?」
橋本「これで終わりや。
仇を頼まれたわけでは
あらへんからな」
そして俺達は戻っていった