蓮「瀬戸。お前・・・」
瀬戸「あー。先生に会ったら
言っておいて、着替えに
行ってるって。すぐいく」
そうして瀬戸は急いで
着替えに行った。
俺も食堂へ戻った。
皆は先にご飯食べていた。
先生達は瀬戸が用具入れ
にいた事を話している。
完全に欺かれている。
用具入れで寝るなんて
普通に考えられる訳がない
酒を飲んでいたか・・・
何かの匂いを消す為にいた
そう考えるのが普通だった
瀬戸も送れて食堂へ来た。
瀬戸「ごめんね。みんな
迷惑かけちゃって(笑)」
生徒「びっくりしたよー。
朝起きたらいないから。」
そんな話を楽しく話す。
そして、食事の終わった
生徒達に先生から一部始終
が伝えられた。
先生「えー。みんな寝る時
は布団で寝なさい。
間違ってもトイレで・・・
トイレの用具室で寝ない
ようにしろよ。
わかったか?瀬戸。」
瀬戸「ちょっと。そんなん
言わないで下さい(笑)」
食堂がどっと笑う。
皆が部屋に戻っていく。
俺と瀬戸は朝食を2人で
食べていた。
瀬戸「ごちそうさま。
今日も美味しかったです
昼も楽しみにしてます」
瀬戸は食堂のアルバイト
の女性に話していた。
女性「えーほんまにぃ?
その割には来るのが
遅かったやんか(笑)」
笑いながら楽しそうに
話をしている。
瀬戸「じゃあ戻るね。
野田。また後でな。」
蓮「・・・あぁ。」
瀬戸はそう言って戻った。
蓮「ごちそうさま。」
女性「はーい。そこに
おいといて下さい。」
瀬戸とは態度が違う。
いや、これが普通や。
俺は少し聞いてみた。
蓮「あのー。」
女性「はい?」
蓮「あいつと知り合い
なんですか?」
女性「ううん。違うよ。」
蓮「なんか仲良さそう
じゃなかったですか?」
俺は女性に聞いてみた。