蓮「何や?何があるん?」
俺は何も聞かされてない
「えー。何コレ?」
反応を見てみると他の
クラスの連中も驚いてた
どうやら皆知らないようだ
そして先生が話しだした。
先生「これからクラス対抗
でたくさんのゲームをして
もらいます。他のクラスに
負けないように頑張って
下さい。」
生徒「え~。聞いてない」
先生「これは先生達が企画
して今まで秘密にしていた
ので誰も知らないのです」
生徒「え~。先生ずるい」
なんだかんだ言いながら
楽しみながらやることに。
クラスの各班で対抗する
ような仕組みだった。
伝言ゲーム・・・
風船割ゲーム・・・
イス取りゲーム・・・
100ゲーム
(100を言ったら負け)
みんな面白おかしくやって
いた。そして最後のゲーム
チャンバラゲーム
が始まることになった。
これに瀬戸が出てきた。
女子からの声援が飛ぶ。
「瀬戸君頑張って~」
瀬戸がその声援に答える。
そのチャンバラゲームに
剣道部や剣道経験がある
奴らばかりが出てきた。
ルールは剣道と同じ。
武器は新聞紙を丸めた物
を使用し剣道部の先生が
審判をする。
そして勝ち抜き方式だ。
羽田「明(あきら)君。
大丈夫かな?」
羽田さんが誰かを気に
している。
蓮「知り合い出てるの?」
羽田「うん。6組の人。
明君剣道なんて遊びで
できへんと思うから」
瀬戸と羽田さんは何か関係
があるみたいだ。俺は気に
なったので続けて聞いた。
蓮「もしかして彼氏?」
羽田「えっ。・・・
違う。そんなんじゃない」
羽田さんの表情が暗くなる
蓮「同じ学校やったの?」
羽田「うん・・同級生で
昔からの幼馴染。」
蓮「そうなんや・・。」
俺はなんか気になった。
2人の関係のことが・・・
そんな話をしている間に
勝負が始まった。