朝6時半・・・
神戸駅に集合だった。
集会明けの俺には非常に
辛い時間であった。
蓮「北山さーん。時間
間に合いますかね?」
北山「間に合わせる。
しっかり掴まれよ。」
時間は今6時25分。
やばい。俺は同じ族の
北山に神戸駅まで送って
もらっていた。
神戸駅ではもう点呼が
始まっていた。
蓮「間に合ったぁ。」
俺は単車から降り北山に
感謝して向かった。
蓮「すんません。野田。
只今到着しましたぁ。」
先生「まぁ派手な登場
しやがって。まぁいい。
そこに座っとけ。」
蓮「はーい。」
そして俺はクラスのやつ
と楽しく話ししていた。
先生「まだきてないか?」
??「まだ来てないっス」
他のクラスが何か
ざわついている。
他のクラスでは誰かが
まだ来ていないようだ。
そしてバスが来た。
バスが到着して1組から
順に乗り込んでいく。
俺達も乗り込む。
後ろで何かもめている。
先生「お前達も乗れ。」
生徒「イヤです。瀬戸君が
来るまで待ちます。」
何かもめている。
そして後ろを振り返ると
6組だけが乗り込まない。
蓮「なぁ。6組って何か
あったんか?」
「あぁ。何か瀬戸って人が
家出たけどまだ来てない
って話してた感じやった」
蓮「何?なんでや?」
来ていないのは瀬戸だった
6組のクラスは瀬戸を
置いていかずに全員が待つ
って言う話みたいだった。
瀬戸がいないだけでクラス
全員がボイコットする。
それほど瀬戸は必要な存在
になっているみたいだった
そして・・・遅れる事5分
荷物を多く持つ制服ではなく
黒いコートを着た瀬戸が現れた。
瀬戸「悪いみんな。遅れた
間に合ったか?」
生徒「おーい。待ったぞ」
6組はクラスがまとまり
全員揃った所で出発した。
蓮「よかった。あいつが
おらんかったらなんにも
おもんなさそうやしな。」
そしてバスは出発する。
目的地は神鍋高原や。