第89話 変化

2014年7月11日金曜日

第4部-宿泊訓練-

t f B! P L
蓮「TPO・・TPOと。」

TPOとはその場所や
雰囲気に合わせて行動
することだった。

蓮「ふーん。そうかぁ。
って事は学校では学校の
奴らに合わせてその時を
楽しむってことかな。」

教室の奴らを見渡した。
皆それなりに友達がいて
グループができている。

面白いか面白くないのか
は分からないが楽しそう。

俺は考えた。やっぱり
自分から話しにいかないと
ダメやねんよなぁ。よし。

俺は席を立ち普通の奴らに
頑張って近づいた。

蓮「あのよ・・。俺・・・
お前らと話してみたい。」

勇気を出して言ってみた。

??「あぁ・・・いいよ。
なんかいつも怖かったから
話できへんかったけど。」

ん?俺はいつも怖かった?
ツッパってたからかな?

話してみて分かった。
俺は今まで歩み寄ったこと
がなかったから。ずっと
怖そうに見えてたのかも
知れない。俺が一人で無駄
に目立っていただけやった

俺にいつも教えてくれる
瀬戸の事が大人に見えた。

知らないうちに上手に人生
を歩んでいる瀬戸の事を
俺は尊敬していた。

最初はぎこちなかったが
段々と周りの友達とも慣れ
俺は段々と馴染んでいった

楽しくなかった学校が少し
づつ楽しくなってきた。

そして・・・

先生「明日から宿泊訓練
やから皆遅れないように」

俺は宿泊訓練に参加する
ぐらい学校が大好きに
なっていた。

俺達の学年はクラスが
8クラスある。

俺は4組。瀬戸は6組。

俺は学校である意味
目立っていたが浮いた
存在だったのに対して
瀬戸はいるだけでもう
存在感があった。

瀬戸の事を知らない奴
はどこにもいない。

クラスの女も瀬戸と
仲良くなりたいという
女が多かった。

悔しかったが仕方ない。
瀬戸と争うのはもう止めた

そして・・・宿泊訓練の
日が訪れた。

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