阿部「そうか・・・それで
あんな状態やったんか。」
和田「あぁ。もうダメやな
って思ったわ。」
阿部「そこまで言わせる
強さはどんなんや?」
和田「そうやな。強さの
レベルがまず全然違う。
あれは何か・・・
スポーツじゃないな・・・
格闘技・・・そう格闘技を
やってるような感じや。」
阿部「格闘技?何系や?」
和田「わからん・・・
柔道で投げてたし殴り方は
空手みたいな感じやったり
ボクシングやったりや。」
阿部「格闘技系か・・・」
格闘技系統というのは強い
本来スポーツ精神にのって
外で問題を起こしたりは
しないもの。
実際の不良でも強いと
言われる奴らは何か格闘技
をやっているのが多い。
和田「阿部・・できるなら
インカとは関わらない方が
ええぞ。あれは違う。」
阿部「忠告ありがとうな。
だけど・・そうはいかんわ
零、闇市、四神がやられて
俺だけ何もせずに黙って
見ていられると思うか?」
和田「お前まで負けたら
須磨の族は終わりやぞ。」
阿部「わかってる。俺が
全部の仇をとってやる。」
和田「無理や。さすがに
あの強さには勝てない。」
阿部「それでもやらなきゃ
あかん時がある。!!
それが今や!!」
和田「阿部・・・」
そうして阿部さんは四神の
集会から出て行った。
阿部「インカか・・・
血が熱くなってるな。
これほどシバキたい相手が
おるとはな。嬉しいなぁ」
それから阿部さんによる
インカ狩りが始まった。