肩を掴んだ瞬間・・・
両脇腹に激痛が走った。
死神と魔人が俺の脇腹を
蹴っている。
「ぐほっ!こほっ」
俺はすぐに肩から手を
離してしまった。
ロバート「おい・・・
まだ昼間やぞ。」
死神・魔人「あぁ。悪い」
ロバートが話かけてくる
ロバート「そんなに俺達
に恨みがあんのか?」
稲田「総長と約束したんや
お前達を足止めしとくと」
ロバート「わかった。
じゃあ今日夜にお前ん所の
族を潰した奴らも連れて
地元に行ったるわ。
それでいいか?」
稲田「あっ?」
ロバート「それでいいか?
って言ってんの。
稲田「あぁ。来るのか?」
ロバート「おぅ。それなら
お前も総長に筋通るやろ?
何時にどこに行けばいい?
時間もったいないから
早く言えよ。」
稲田「じゃあ言うぞ。
9時に須磨の原公園や」
ロバート「解った。9時に
須磨の原公園やな。
今日行くから準備しとけ
じゃあな。バイバイ。」
そして黒いコート軍団は
去っていった。
その5分後阿部さんが来た
俺は体が震えていた。
阿部「稲田。大丈夫か?
あいつらはどこや?」
稲田「阿部さん・・・」
俺はそこで起こった事を
詳しく話しした。
今日の9時に原公園にくる
と約束したことも・・・。
阿部「よくやった。稲田」
稲田「阿部さん・・・俺」
阿部「どうした?」
稲田「あいつら・・・
なんかヤバかったです。」
阿部「そうか・・・。」
阿部さんは何か決心して
いるみたいだった。
阿部「稲田。帰ろうか。
準備もせなあかんしな。
俺の後ろ乗れよ。」
稲田「・・・はい。」
地元に戻って羅針の仲間に
連絡を入れて回った。
そして、夜9時原公園に
羅針は全員集合した。