魔人「そんな遅れてないから
気にしなくていいですよ」
??「いえ。すみませんでした」
その1年は体育会系みたい
にずっと頭を下げる。
死神「ふぁ~あ。遅いから
知らない人に絡まれたじゃ
ないですかぁ~」
??「あっ。死神さんまで
本当すみませんでしたぁ。」
ずっと頭を下げている。
ロバート「やぁ。お疲れ様。
もういいですよ。早く行きましょう」
??「あっ・・・あぁ。
本当にすみません。すみません」
ロバートが笑いながら
言った時、1年達は
膝まずいて謝った。
??「大事なお時間を潰して
しまって申し訳ありません
でしたぁ。」
1年は大声で謝る。
周りの人は全員見ている。
ロバート「近所迷惑ですよ。
もっと控えて下さい。ほら。頭上げて」
??「はい。すみません」
そしてそいつらは俺を
無視して去ろうとする
稲田「ちょっと待てや。」
死神「ん?何?」
稲田「黙ってどっか・・・
行かせる訳には行かへんねん」
1年「うるさいなぁ。お前
威張るんは学校の中だけに
しといて下さいな。」
稲田「なんやとこらぁ。」
魔人「何?コイツ。まさか
族やからって学校の中で
威張ってんの?(笑)」
1年「なんか羅針羅針って
やたらうるさいんです」
こいつらは俺をバカにする
怒りが込み上げてくる。
特に怒りがきたのは1年が
俺に全くびびってない事。
もう俺はガマンの限界だ。
ロバート「まぁまぁ。
彼をいじめないように。
君は総長が来るまでの時間
稼ぎやと言ってたけど、
こっちは相手が来たから
もうタイムオーバーや。
縁があればまた会おうね」
稲田「まて。まてやぁ。」
去ろうとするこいつらを
止める為に肩を掴んだ。