第429話 仲直り

2014年7月31日木曜日

第17部-勝利の会-

t f B! P L
由紀「何よ。いまさらさ」

宮根「本当に悪かった。
ゴメン。突き飛ばして」

由紀「悪いなんかでさぁ。
済むと思ってんの?喧嘩に
巻き込まれたんやで。
女の子がさぁ・・・」

そこまで考えてはなかった
あの時は・・・何も・・・

沢田「すまない・・・」

宮根「後悔している・・」

京子「なんで目立つ所で
そんなに暴れたいの?
誰かに見られたいん?」

宮根「それは・・・」

沢田「あの時に決着を
つけたかったんや・・」

京子「決着・・・?」

宮根「学校争いになった
から早く決着をつけて
全部終わらせたかった」

沢田「男のプライドや」

由紀「あたしはその男の
プライドに巻き込まれて
怪我したの?プライドは
怪我を相手にさせる?」

宮根「返す言葉がない」

沢田「何も言えへんわ」

黙り込むしかなかった。

橋本「お前達のプライド
がどれだけ価値がないか
わかったんかー?」

橋本が横から口をはさむ

橋本「関係ない人間まで
巻き込まないようにしろ
それが暗黙のルールや。
自分の行動がどれだけ
安易やったか解るやろ?」

沢田「あぁ。後悔してる」

橋本「時間は元に戻らない
後悔しても取り戻せない」

宮根「そのとおりやわ」

橋本「後悔しないように
結果を最初に決めておく。
そこから過程を考える。
それが俺の考え方や。
あっ。レイズな」

瀬戸「俺もそうやでー。
俺もレイズする」

村田「うーん。コール」

ポーカーをしながら話す

橋本「宮根と沢田はさぁ。
もし俺のいない時になんか
あったら由紀を守ってや。
それが由紀への償いやわ」

沢田「わかってる。」

宮根「それで償えるとは
思わへんけどわかった」

橋本「あーそうそう。
京子も守ってやってくれ」

沢田「2人共守るわ」

宮根「あぁ。任せてくれ」

橋本「だってさ。由紀。
もう許したってあげろや」

由紀「うーん。わかった。
和也が言うならそうする」

由紀は手を差し伸べた。
そして2人と握手をした

京子も手を差し伸べた。
そして2人と握手をした

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ