宮根「あん?沢田・・・」
沢田「宮根?あいつ・・」
2人は睨み合っていた。
そして状態をさぐっていた
お互いなぜ代西にきたのか
がまずわからない。
お互い顔が腫れていた。
それでピンときた。
沢田「お前もしかして」
宮根「あん?なんやねん」
校門の前で喧嘩がすでに
起こりそうな雰囲気やった
沢田「お前ら・・帰れや」
沢田は代西の不良にすぐに
命令をしていた。
不良達はさっさと帰った。
沢田と宮根だけになった。
沢田は左側の門の前で。
宮根は右側の門の前で待つ
そして声が聞こえてきた。
橋本「絶対おかしいって。
普通に歩けるやんかぁ」
由紀「いやぁ。無理やわぁ
肩を借りないと歩けない」
京子「ちょっと。由紀~
くっつきすぎやってぇ」
ギャーギャー言いながら
帰っている途中だった。
沢田「な・・うるさいな」
宮根「マジか・・おい?」
楽しそうな雰囲気に2人は
少しとまどった。
橋本と話がしにくいから。
橋本「ん?なんやお前達」
校門を出た所で気づいた。
沢田「ちょっといいか?」
宮根「おい俺の方が先や」
沢田「あぁ?なんやと?
俺の方が先に待ってたわ」
2人は喧嘩をしだした。
由紀「知り合いなの?」
橋本「いんや。知らない。
じゃあ行こっか。」
京子「あー待ってよぉ」
3人は先にどこかへ行く。
宮根「おい。待ってくれ」
沢田「おい。待てや。
お前が割り込むからやぞ」
宮根「あぁ?知らんわ」
2人は橋本を追いかけた。
そして後ろを歩いていく。
橋本「なぁ・・・由紀。」
由紀「な~にぃ~?」
橋本「人が見てるからさぁ
肩を持つようにしないか?
もう腕になってるやんか」
京子「あー。由紀ずるい」
由紀「怪我人やからさぁ。
しょうがないやんかぁ」
由紀はべったりと橋本の
腕に抱きついていた。
それを見て京子も腕を組む