第414話 降参宣言

2014年7月30日水曜日

第16部-3人の出会い-

t f B! P L
沢田「はやいっ。くそっ」

連続で攻撃を仕掛けてくる
橋本の動きが止まらない。

攻撃のリズムが掴めない。
不規則で予測ができない。

瀬戸「これは・・・」

村田「太極拳やんか・・」

沢田「これが太極拳やと?
こんなはやいのがか?」

太極拳と言えばゆっくり
動くのが特徴のスポーツだ

こんな早いわけはなかった
俺は殴られ続けて倒れた。
体が少し痺れていた。

橋本「そうや太極拳や。
太極拳の流れで攻撃した
だけの太極連拳や。」

瀬戸「太極拳を連拳に
してしまったんかいや。」

村田「なるほどなぁ。
それは防がれへんわ」

橋本が沢田に近づく。

沢田「うおおおぉぉ」

沢田は立ち上がり
タックルをして橋本を
倒しこもうとした。

不意をついてたはずだった

橋本「甘いな。」

橋本は両足を開いて
上から体重をかけて
タックルをさばいた。

沢田は首を掴まれた。
そして腕をとられて
体重を後ろにかけられて
地面に頭から落ちた。

村田「DDTかぁ。
あれは痛いねんなぁ」

スッ・・・ヒュッ・・・

瀬戸「横三角締めかいや」

DDTをかけた後に
そのまますぐに腕をとり
足で首を絞めていた。

橋本「これで終わりや」

沢田「がふっ・・・」

息ができずに苦しかった。
しかしこのまま終われない

瀬戸「おっ・・・」

沢田は力をふりしぼり
三角締めをされながらも
なんとか立って橋本を
地面に叩きつけた。

橋本「うぐっ!!」

沢田「ぶはっ!!くそっ」

沢田は腕を痛めていた。
横三角締めがきつかった

橋本「なかなかやるなぁ。
あの2人が手こずる訳や」

橋本は余裕の表情だった。
沢田はもう余裕がなかった

沢田「あかん。俺の負けや
お前に勝てる気がしない」

橋本「えっ?降参なんか」

沢田「あぁ。もう無理や。
勘弁してくれや・・・」

俺は橋本に侘びを入れた

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