沢田「お前は誰や?なんで
俺の邪魔をするねんや?」
橋本「代西中学 1年や。
名前は橋本 和也。」
沢田「何で邪魔するねん」
橋本「邪魔?なんのや?」
沢田「俺と宮根の喧嘩や。
それ以外ないやろうが」
橋本「知るか。ボケ。
お前達が一般人まで
巻き込んでるのは迷惑や」
沢田「生徒達の事か・・」
橋本「昨日女怪我させた
んはお前達なんやろうが。
謝りもせんかったやろ」
橋本は学生服を脱いだ。
瀬戸「あー。これ怖いわ」
村田「下がっておこうか」
瀬戸と村田は下がった。
橋本「あの2人にかなり
やられたみたいやけどな。
速攻で終わらせてもらう」
橋本が一気に間をつめる。
沢田「はやいっ!!」
下半身だけをひねって
動きが少ない蹴りがきた。
沢田「がはっ!!」
反応ができなかった。
蹴った足がすぐに戻って
軸足だった足で逆を蹴る。
沢田「ぐほっ!!」
そしてみぞおちに肘を打つ
前かがみになった沢田に
橋本は下からアッパーを
放って吹き飛ばす。
沢田「今のは・・いかん」
気を失いそうになった。
痛いだけではなかった。
殴られる衝撃が違っていた
腕力だけで殴っていない。
もっと別の何かが違ってた
後ろへよろけた沢田に橋本
はすぐに追撃してきていた
そのタイミングを狙って
カウンターでパンチを放つ
しかし・・・当たらない。
左手で軌道をずらされてた
橋本「ふぃー。危ねぇな」
逆に橋本のカウンターが
沢田のアゴを捉えていた。
沢田はその場に崩れ落ちた
瀬戸「やっぱ強いなぁ」
村田「よく生きてるよな」
瀬戸と村田はずっと見てた
代理体験にするためにも。
橋本「立てや!!はやく」
沢田「ぐっ。ハァハァ」
なんとか気力で立った。
橋本「明ぁ。卓ぅ。今から
最高の技を見せてやるから
じっくり見ておけよ」
瀬戸「マジ?了解したぁ」
村田「オッケェ。見るわ」
沢田「最高の技やと・・・
こいつら何者なんや・・」
橋本が中腰姿勢で構えた。
瀬戸「あれ?起勢の体勢」
村田「起勢が最高の技?」
そして橋本が攻めていった