第411話 刃物の覚悟

2014年7月30日水曜日

第16部-3人の出会い-

t f B! P L
橋本「ほんなら行くぞ。」

橋本が攻撃を仕掛けてきた
俺も同時に殴りにいった。

バキッ・・・!!

宮根「がっ!!」

俺は崩れ落ちていった。
俺のパンチはかわされて
橋本のパンチが当たった。

崩れ落ちる間に膝蹴りを
受けて髪を掴まれて鼻に
肘鉄をくらって倒れる。

橋本「立てっ。早く」

橋本は見下していた。
その態度に俺はキレた。

カッターを出した。

宮根「お前切ってやるわ
俺を怒らせた事を後で
後悔するなよな」

橋本「刃物を出すって事
はお前は死ぬ覚悟出来て
るとみなしていいな?」

宮根「うるさい。死ね」

俺は切りにかかった。
その時俺は感じていた。

カッターを持っている手
を振りかぶって下ろす時
に血の気が引いてしまう

宮根「なんや・・・。
この寒気は・・・」

橋本は避けてなかった。
俺が振り下ろした瞬間に
俺の手首を左手で当てた

手に衝撃が走った。
痺れてしまってカッター
を落としてしまった。

橋本「死ねっ・・・」

右手で俺の右目を押さえ
左手でその右手を叩く。

右目に衝撃が走った。
痛いなんてものじゃない
潰れたかと思った。

宮根「うわああぁぁぁ」

俺はその場でのたうち
まわっていた。しかし
橋本は俺を起こす。

橋本「お前は覚悟決まって
ないのに刃物出したん?」

俺は恐怖で声が出なかった
普通に話す姿が怖かった。

橋本「答えろや。」

俺はずっと殴られていた。
反撃する勇気もなかった。

宮根「勘弁して下さい。」

俺が言ったのはその一言。
それが精一杯の勇気だった

橋本は胸ぐらを掴んでいた
手をスッと離した。

俺は膝から崩れ落ちた。
力が抜けてホッとしていた

その瞬間全力で振り下ろし
の蹴りを食らって倒れた。

橋本「覚悟が無い者が刃物
を振り回すとこうなるぞ」

俺はもう気絶していた。
意識なんてもうなかった。

そして橋本は去った。

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