蓮「それで・・・それで
どうなったんですか？」
宮根「決着つかんかった。
さっきそう言ったやろ」
沢田「そうそう。俺達は
決着がつかんかってん」
蓮「引き分けたんスか？」
村田「全然違うね。」
蓮「えっ。意味わからん」
沢田「続きを話すか・・」
俺は警察から逃げたんや。
んで俺の舎弟達と合流して
明日長田神社でタイマンを
張ることを話したんや。
三年「そうか。わかった。
じゃあ俺達が見届けるわ」
沢田「あぁ。頼むわ」
その頃宮根は・・・
宮根「明日沢田を殺すわ」
田長「わかった。明日やな
山中の他の連中に何も邪魔
させんように俺達も行く」
お互い決着をつける気だ。
決着をつけて終わらせる。
見届け人は各学校の不良達
そして明日全てが決まる。
次の日・・・学校へ行くと
俺と宮根がタイマンを張る
事はもう有名になってた。
その日は精神集中してた。
沢田「今日で決まる・・。
この戦争も決着がつく。
俺が勝って長田を仕切る」
宮根「どっちが強いか・・
これで白黒つけたるわぁ」
お互い気持ちが入ってた。
その頃俺達の知らない所で
もうひとつの事が動いてた
女子「でさぁ。昨日ね。
ケンカに巻き込まれて足を
ひねってしまってんやん」
??「由紀にぶつかったの？
謝ることもなかったの？」
由紀「邪魔って言われて
顔を軽くはたかれたよぉ」
??「へぇ。女に手をあげる
やつらなんかいや。」
由紀「だからさぁ和也。
歩く時には肩貸してね」
橋本「えっ。なんかやだ。
由紀にぶつかった相手の
名前とか学校ってわかる？
特徴とかあれば教えてよ」
由紀「山丸中学と田長中学
やったと思うよ。名前は
沢田と宮根って言ってた。
なんか今日５時に長田神社
で喧嘩するって言ってた」
橋本「ふーん。５時にねぇ
沢田と宮根ね。わかった」
そして放課後を迎えた。
三年「じゃあ先に行くわ」
沢田「あぁ。５時に行くわ
準備してから行くからな」
三年達は先に長田神社に
行かせて俺は精神集中して
から一人で行った。
宮根も同じようにしてた。
仲間を先に行かせて宮根は
宮根で準備をしていた。
そして・・・失敗した。
これが全ての間違いだった
