田長「調子にのんなや」
三年「お前らこそなぁ」
周りは周りでケンカする。
沢田「もうここで決着を
しっかりつけようや。」
宮根「元々そのつもりや。
こいやあ。コラぁ!!」
沢田「いくぞぉ。コラぁ」
俺と宮根は殴り合ってた。
宮根はけっこう強かった。
カッターを出さなくても
十分に強かった。
沢田「がはっ。この野郎。
なかなかやるやんけ。」
宮根「どうした。コラぁ。
そんなもんかいや。おい」
お互い根性勝負だった。
殴りあうたびにふらつく。
通行人にもたれかかる。
倒れないようにするため。
沢田「うおおおぉぉぉ」
バキッ!!・・・ドカッ!!
宮根「ぐはっ!!おぐっ」
俺は全力で宮根を殴った。
宮根をふっとばした。
手応えがあった。
俺は勝ったと思った。
女子「きゃっ!!」
ドサッ・・・!!ドン・・・
ふっとぶ宮根が歩く女子に
当たり宮根は倒れなかった
女子はその勢いでこけた。
女子「いったあぁ・・・」
宮根「どいとけ。邪魔や」
宮根がその女子を跳ねのけ
沢田に向かっていく。
宮根「死ねやぁ。コラぁ」
勢いをつけて殴った。
沢田「がっはっ・・・!!」
沢田が地面に倒れる。
ファンファンファン・・・
また警察が近づいてくる。
またお預けの勝負だった。
田長「おい。逃げるぞぉ」
山丸「俺達も撤収やぁ」
全員が逃げていった。
俺と宮根は睨みあってた。
宮根「明日決着つけようや
明日5時に長田神社に来い
そこで決着つけようや。」
沢田「わかったわ。誰にも
邪魔が入らんようにしろ。
びびって逃げるなよ。」
宮根「逃げへんわ。ボケ。
それはこっちのセリフや」
沢田「明日決着や。おい。
勝負はもちろん・・・」
沢田・宮根「タイマンや」
警察がもう近くまできた。
俺と宮根は別々に逃げた。
これが出会いやったんや。