全員バラバラに騒いでる。
誰も仕切る者がいなかった
俺の周りは柔道部と陵広の
選手が集まっていた。
里見「優勝おめでとう。」
主将「あぁ。ありがとう」
会話がとても固かった。
里見「周りがすげぇなぁ。
めっちゃ人が多いやんけ。
いつもこうなんか?」
主将「いや。俺は初めて
やからようわからんわ」
蓮「いつもこんなんです。
前はボーリングやったよ」
中田「はー。すごいなぁ」
その雰囲気に圧倒された。
里見「女の子も多いんやな
俺達男子校やから女の子に
面識あんまないねんなー」
主将「俺も機械科やから
女はおらんから弱いねん。
柔道はモテへんしなぁ」
里見「そうやねん。そう。
柔道はモテへんねんや」
2人は共通点を見出した。
モテナイ事を語りだした。
俺はついていけなかった。
村田や瀬戸の方は楽しそう
だった。女の子もいたし。
楽しみ方を知っていた。
インカは遊び方も知ってる
それがうらやましかった。
時間もある程度立って全員
お腹も膨れ落ち着いてきた
ロバート達の元へ行った。
蓮「お疲れ様です。」
橋本「あぁ。お疲れ」
ロバート・魔人・死神の
三神がいる状態は緊張した
俺はそこに座って話をした
蓮「今回は本当に色々と
ありがとうございました」
俺は3人に頭を下げた。
宮根「何かしたっけ?」
蓮「インカの上に立つ者の
姿を男として色々と見て
学ばせていただきました」
沢田「見る所あったか?」
蓮「3人の繋がりに僕は
感動してしまいました。」
沢田「繋がりかぁ・・・」
宮根「繋がってんのか?」
橋本「繋がりなんて無いよ
この2人は元々仲悪いし。
今でも敵対する時あるよ」
蓮「えっ。マジですか?」
橋本「うん。俺がいっつも
仲介に入って治めてるよ」
宮根「まぁ。そうやなぁ」
沢田「決着ついてないし」
沢田さんと宮根さんは
仲が悪かった。
お互いを認めているのに
仲が悪いのがわからない