第394話 状態変化

2014年7月29日火曜日

第15部-柔道最強編-

t f B! P L
その背負いは綺麗すぎた。

伊藤「な・・・軽すぎる」

着地の前で体をひねった。
そして伊藤の前に立った。

伊藤「なに・・?」

橋本「綺麗な背負いやねぇ
何回も練習したんが解る」

伊藤が後ろに後ずさった。
ウオオォォォ!!すげぇ。

瀬戸「自分から飛んだ。
勢いがついて空間が生じた
間にひねり足から落ちた」

中田「んな事できるか?」

瀬戸「現にできてるやろ。
試合を見ておけや。」

両者お互い組み合った。
伊藤は大内刈りで攻める。

ロバートはその足をとって
双手刈りで押し倒した。

審判「有効。待て」

真田「攻めてますよー。
この調子でいきましょう」

海道「うっ・・つっ・・」

海道が目を覚ました。

真田「大丈夫ですか?」

海道「あぁ・・・試合は
どうなったんや?」

真田「今始まった所です。
有効をひとつとられました
けどずっと攻めているのは
伊藤さんですから。」

海道「そうか・・・
伊藤ー。焦るなよぉー」

海道も激を飛ばした。

伊藤は小内刈をしかける。
そこから背負いに入る。

ロバートは背負いに入る
瞬間に手を股に入れて
すくい投げで返した。

審判「有効。」

蓮「ああっ。有効かぁ。
なんで攻めへんのやろ」

瀬戸「わからん・・・
あの人の考えは読めん」

蓮「へっ?でも今まで
けっこう読んでたやん」

瀬戸「今は状態が違う。
俺の想像の上を行ってる」

お互いまた組み合った。
伊藤は組んだ瞬間にすぐに
低くもぐり背負いに入った

真田「これはいけるー」

ロバートは伊藤の体を掴み
裏投げで伊藤を投げた。

審判「有効。待て。」

両者共に中央へ戻る。
そしてまた組み合った。

真田「くそう。またや。
たまたまばっかりやんけ」

海道「たまたま・・・?」

真田「背負いに入れてるの
にたまたま相手が技かける
瞬間に合ってしまってそれ
が続いているだけですよ」

海道「技かける・・瞬間。
瞬間・・・そうか」

海道はロバートに言われた
ことを思い出していた。

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