第386話 計算の戦略

2014年7月29日火曜日

第15部-柔道最強編-

t f B! P L
強引に俺を振り回す。

蓮「おっとっと」

真田が大外刈を
仕掛けてきた。

海道「よーし終わりや」

右手をつっぱり体を少し
回転させて相手の足を払う

真田「ぐはっ!!」

真田の体勢が崩れた。
そこから内股で投げた。

バアアァァン・・・

審判「技ありぃ」

海道「なに?技あり?」

伊藤「おい。真田ぁ。
遊ぶな。本気でいけぇ」

徳報最強の伊藤が叫ぶ。

蓮「こいつ・・・普通」

真田からは沢田のような
威圧感もなければ瀬戸の
ようなスピードもない。

ロバートのような危険さ
も感じてくることがない

ただ強いだけだった。
常識的に強いだけだった

死を感じるような恐怖は
何も感じてこなかった

中田「あいつ・・・野田は
あんなに強いんか?」

塩田「まぐれじゃない。」

橋本「ずっと明と俺と2人
で乱取りしてたからなぁ」

瀬戸「まぁでも1分以内で
毎回投げてましたけどね」

橋本「本気やったもんな。
たまに受身が取れなくて
気絶もしてたもんな。」

瀬戸「あなたが本気で殺す
つもりで投げてたからや」

橋本「お前の払い腰やろ。
反応できてへんかったし」

2人は笑っていた。

真田「くそっ。なんでや」

真田が思うように組めない
俺はずっと逃げていた。

海道「何やってんねんや。
真田はぁぁぁ。」

伊藤「いや。違うな・・・
あの白帯が上手やねん。」

真田の攻撃を防御する。
そのことだけに集中した。

真田「ハァハァ・・・」

蓮「へへっ。焦れ焦れ」

残り時間は1分を切った
そろそろいらつく頃だ。
そうなったら雑になる。

真田「くっそおぉ。」

伊藤「落ち着け。真田。
焦ったらすくわれるぞ」

伊藤の注意が入った。
真田は少し落ち着いた。

伊藤「実力はお前が上や
相手に踊らされるな。」

蓮「ちっ。」

真田の攻撃が変わった。
攻撃リズムが変わってきた

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