第384話 実質不利

2014年7月29日火曜日

第15部-柔道最強編-

t f B! P L
橋本「オーダーを発表する
先鋒は野田。次鋒は俺や。
中堅は塩田。副将は中田。
そして大将は瀬戸。」

蓮「俺が先鋒・・・?」

橋本「あぁ。任せるわ。
相手の先鋒は真田って言う
相手みたいやから任せる」

蓮「真田。あいつか・・」

なんという偶然・・・
あの時のあいつの言葉を
返す時がきた。

瀬戸「勝ってこいよ。
配慮してくれたみたいや」

蓮「配慮・・・?あっ。」

ロバートはあの時見てた。
俺とのやりとりを知ってた

橋本「頼んだぞ。先鋒。」

蓮「はい。倒してきます」

俺は頭を下げて返事した。

橋本「次鋒は俺が行くわ。
体力のあるうちになんとか
数を減らしておくわ」

瀬戸「お願いします。」

橋本「中堅と副将で残りを
倒すようにしてくれや。」

塩田・中田「はいっ。」

瀬戸「俺もいけますよ。」

橋本「周ったら頼むわ。
でも周さへんようにする。
副将までで決着をつける」

実質4 vs 5で戦うって事だ
最強の徳報を相手にして。

不利すぎる状況だった。

全員「よっしゃあ。」

橋本「よし。行くぞぉ」

ロバートを先頭にして
全員が会場へ向かった。

主将だけを残して。

主将「なんでやねん・・
なんでこうなるねんや。
なんであいつにみんなは
ついていくねんや」

宮根「お前が主将か?」

主将「あぁ・・・そうや
俺が柔道部の主将や」

宮根「気にするなよな。
あいつは別格やから」

主将「気にしてしまうわ
俺は今まで30人の部員を
まとめてたんやからな」

宮根「自慢か?それは」

主将「30人をまとめるの
は大変なんやぞ。」

宮根「30人か。あいつは
108人まとめてるぞ。
3倍以上違うな。」

主将「108人も?・・」

宮根「俺も瀬戸もさっきの
陵広の大将もあいつの下や
お前と同じやないねんぞ」

宮根は主将の肩を叩いて
試合会場へ向かった。

宮根「早く見に行けよ。
そんであいつを見習えや」

その頃試合会場では・・・

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