「オイーッス。来たよぉ」
他校の生徒は5人いた。
そこには死神こと宮根さん
も一緒にいた。
村田と沢田さんはいない。
宮根「あれ?何してんの?
鹿角達の知り合いか?」
蓮「鹿角・・・?」
この人が鹿角・・・
羅針を潰した力を持つ人。
そして四神も潰した人。
鹿角「修羅って族の人達に
絡まれてるんですよ。
助けて下さいな。」
鹿角は笑いながら話す。
宮根「よう言うわ。ほら
飛燕助けてってさ。」
もう一人が飛燕・・・
南甲大学で大暴れした
足技使いの人。
蓮「あれが・・・飛燕」
飛燕「あー。でもなんか
そいつが神戸連合に認め
られた人らしいですよ」
宮根「あー。そうなんか」
他の連中もそいつを見る。
「ふーん。」と言うだけ。
そうしているうちに校門
から瀬戸が出て来た。
その後に生徒会長と女子
が2人出てきた。
羽田さんのお姉さんと
佐川さんって人だった。
その時思い出した。昔、
芝さんがここでナンパ
した時に振った人だった。
蓮「どっかで見たことが
あると思ったら。そうか」
前にバーミヤンで会った時
の違和感はそれだった。
心の仕えがとれた感じだ。
宮根「おーい。皇帝~
ちょっとこっちに来てや」
瀬戸がこっちに近づく。
瀬戸「何してるんですか?
早く元町に行きましょう」
宮根「あ~。ちょっとな。
この子が新しく神戸連合に
入ったっていうねんけど
ほんまなんかな?」
瀬戸「あー。ほんまですよ
お前自己紹介しろや。」
八木「あん?なんやねん」
瀬戸「早くしろや。ボケ」
瀬戸がさっさとキレだした
その態度の変化は怖かった
八木は訳がわかっておらず
自己紹介をしだした。
八木「あの・・八木です。
神戸連合の八木です。」
瀬戸「ふざけてんのか?」
八木は完全に萎縮していた
その気持ちはわかる・・・
確かに怖いからなぁ。
瀬戸「はよせーや野田ぁ」
蓮「えっ?俺?」
鹿角「そっちかいやぁ。
なら納得いくわなぁ」
瀬戸は俺に言っていた。
八木の延長上に俺はいた
けど俺とは思わなかった。