有也「伝説しか知らん。」
蓮「前にやぁ。伸夫が俺に
喧嘩売ってきて駅でもめる
ことがあったんやわ。
その時仕返し来ると思って
たんやけど来んくてな。
野村の頭とあんたが侘びの
電話を入れたって聞いたん
やけど・・違うん?」
有也「あぁ。あれは水島の
携帯で話をしてただけや。
100%こっちが悪かった
みたいやからな。」
蓮「水島ってのが頭か?」
有也「あぁ。野村の頭や」
水島というのが野村の頭。
有也と総長が認めていた
その男に興味を持った。
そんな話をしているうちに
赤井達は準備が終わってた
赤井「いや~ゴメンね。
君達も付き合ってくれよ。
そいつらを探し出すの。」
蓮「いいんか?」
赤井「うん。そういった事
は外部の人が片付けるのが
一番いいからね~。身内達
で片付けても納得なんて
できないでしょ?」
赤井はよくわかっていた。
確かに納得できない。
大きい組織になると身内で
必ず寄生虫が出る。
その寄生虫を内部で消す
よりも外部の人に容赦なく
消してもらう方がいい。
止めることなくその罪が
さばかれるのを見守る事
で他の連中は同じ事を
しなくなる。
新しい寄生虫は発生する
ことがなくなるという。
赤井「え~っとね。
手順を説明するね。」
赤井は俺達に説明した。
これから神戸連合の集会所
に移動をするということ。
そこで赤井が指揮をとる。
全員の前で話をするから
その間に探し出してほしい
幹部の連中は前にいる。
前の方から探せ。って事。
レディースはレディースで
別に分けておくという事だ
赤井「そしてこれを着ろ」
赤雷の特攻服を出した。
赤井「内部捜査やねんから
少しの間我慢して着てよ。
じゃないと格好つかない」
俺と有也はうなづいた。
赤井はニッコリ笑った。
赤井「じゃあ行こうか。」
特攻服の上から特攻服を
着る。前もきっちり止めて
下に着ている特攻服が
出ないようにした。
そして移動する。
俺達は百花と赤雷の後ろを
追って移動した。
10分後・・・
神戸連合の集会所に着いた