第221話 寄生虫

2014年7月19日土曜日

第8部-全面戦争-

t f B! P L
有也「伝説しか知らん。」

蓮「前にやぁ。伸夫が俺に
喧嘩売ってきて駅でもめる
ことがあったんやわ。
その時仕返し来ると思って
たんやけど来んくてな。
野村の頭とあんたが侘びの
電話を入れたって聞いたん
やけど・・違うん?」

有也「あぁ。あれは水島の
携帯で話をしてただけや。
100%こっちが悪かった
みたいやからな。」

蓮「水島ってのが頭か?」

有也「あぁ。野村の頭や」

水島というのが野村の頭。
有也と総長が認めていた
その男に興味を持った。

そんな話をしているうちに
赤井達は準備が終わってた

赤井「いや~ゴメンね。
君達も付き合ってくれよ。
そいつらを探し出すの。」

蓮「いいんか?」

赤井「うん。そういった事
は外部の人が片付けるのが
一番いいからね~。身内達
で片付けても納得なんて
できないでしょ?」

赤井はよくわかっていた。
確かに納得できない。

大きい組織になると身内で
必ず寄生虫が出る。

その寄生虫を内部で消す
よりも外部の人に容赦なく
消してもらう方がいい。

止めることなくその罪が
さばかれるのを見守る事
で他の連中は同じ事を
しなくなる。

新しい寄生虫は発生する
ことがなくなるという。

赤井「え~っとね。
手順を説明するね。」

赤井は俺達に説明した。

これから神戸連合の集会所
に移動をするということ。

そこで赤井が指揮をとる。
全員の前で話をするから
その間に探し出してほしい

幹部の連中は前にいる。
前の方から探せ。って事。

レディースはレディースで
別に分けておくという事だ

赤井「そしてこれを着ろ」

赤雷の特攻服を出した。

赤井「内部捜査やねんから
少しの間我慢して着てよ。
じゃないと格好つかない」

俺と有也はうなづいた。

赤井はニッコリ笑った。

赤井「じゃあ行こうか。」

特攻服の上から特攻服を
着る。前もきっちり止めて
下に着ている特攻服が
出ないようにした。

そして移動する。

俺達は百花と赤雷の後ろを
追って移動した。

10分後・・・
神戸連合の集会所に着いた

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