第215話 悔やむ気持ち

2014年7月19日土曜日

第8部-全面戦争-

t f B! P L
蓮「俺はどこなんやろ?」

有也「蓮はこっちや。」

有也が俺を呼んだ。
その場所は赤雷の班担当だ

そこには10人しかいない
実際に赤雷と当たる人数も
10人と言う事だった。

蓮「厳しい状況やな。」

有也「赤雷には人数で
挑むより少数精鋭で一気に
頭を潰すんが早いと思う」

蓮「同感やな。」

色々作戦を話合った。
有也以外の9人が赤雷の
動きを止めて赤井と有也
でタイマンさせる状況を
作るのが作戦やった。

蓮「勝てるんか?」

有也「勝つよ。勝つ」

蓮「ふん。それを聞いて
安心したわ。ほな帰る」

そう言って俺は帰った。
8月10日まで2週間。

やれることをしっかり
やっておきたかった。

そして2週間後・・・
遂にその時がやってきた。

PM9:00 俺達は神戸連合の
各族の集会所に集まってた

神戸連合の集会はこうだ。
各族達で集会前に集まって
気合を入れてから神戸連合
が全員集まる集会場所に
移動してから始まる。

狙うとしたらこの時・・・
各族が別々に集まっている
集会中に喧嘩を始める。

ここで勝てないと俺達の
勝ち目はなかったから。

俺達は慎重になる・・・
他の部隊とトランシーバー
で連絡を取り合う。

蓮「状況はどうなんや?」

有也「あぁ。風靡は今から
集会みたいでもうすぐ
一気に乗り込むってよ。

乱童もそろそろ始まる。

百花はまだ出てきてへん」

蓮「そうか・・・」

緊張感がピリピリ伝わる。
有也もさすがに緊張してた

赤雷もまだ出てこない。
そして連絡が入った。

「風靡が集会終わった
みたいで出てきました。
今から全員で乗り込むわ」

有也「健闘を祈る・・・」

有也は手をギュッと握り
しめていた。

蓮「信じてやれよ・・・」

有也「あぁ。そうやな。」

有也の気持ちはなんとなく
伝わってきた。

負ける確率が高い喧嘩に
皆を巻き込んでしまった事

そんな自分を悔やんでいた

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