蓮「だったら神戸連合
以下やないか?」
有也「なんやと?」
有也の表情が変わる。
蓮「神戸連合は4つやろ?
その4つの族を4つそれか
それ以下の族で勝たないと
誰も認めてくれへんやろ」
有也「認めてもらわんでも
ええねん。勝てばいい。」
蓮「何でそんなにムキに
なってる?教えろや。」
俺は有也に睨みつける。
有也「・・・そうやな。
お前には話しておくか」
有也は四神の兵隊を全員
外へ出した。
有也「神戸連合には
レディースチームがある
んは知ってるか?」
蓮「いや。知らない。
女の世界は興味ない。
女の世界に男が入って
手を上げるんは違うやろ」
有也「俺もそう思うわ。」
有也はゆっくり話し始める
有也「レディースは赤雷
以外の族にあるねんな。
乱童と百花と風靡のどれか
そのどれかのレディースと
どれかの幹部が手を組んで
カツアゲしたり売りを
させているらしいねん。」
蓮「!? マジか?」
詳しい話はこういう事だ。
男の幹部とレディース達が
一般人をカツアゲしたり、
他の族からもカンパ金と
いう名目を使って集めて
いるという。
そして他のレディース達の
女を見つけては仲間内で
まわしてから他の連中に
1回いくらかで売らせてる
こういうことだった。
有也「あぁ。マジなんや。
誰も逆らう事が出来へん。
それは神戸連合の幹部で
あることは間違いない。
そこまではわかってる」
蓮「ちょっと待てよ。
そこまでわかってるのに
何で赤雷と喧嘩した?」
有也「神戸連合のルールが
あるからやないか。」
蓮「どんなルールや?」
有也「神戸連合の族に喧嘩
を売った族は残り全ての族
にも喧嘩を売る事になる」
蓮「最悪やないか。それ」
有也「その最悪を止める為
にも俺は立ち上がってる。
しかし赤雷には勝てへん」
蓮「他の総長達も強いぞ」
有也「知ってるんか?」
蓮「あぁ。赤井って人は
おらんかったけどこの前
一緒に居酒屋いったから」
有也「なんでや?あいつら
とは知り合いなんか?」
蓮「顔見知り程度かな。」
有也は俺に驚いていた。
神戸連合の族の頭達と一緒
にいたということが須磨の
族では誰一人いないから。