199-b話 芸術的

2014年7月18日金曜日

第7部-絶対的な存在-

t f B! P L
空蝉「完璧じゃないですか
あのさばき方。」

死神「あいつは気の流れを
読むから柔法向きやねん」

そのさばき方は芸術やった

清水が右正拳を放った瞬間
皇帝は左半身の体制に移し
清水の手を上からはたき
軌道を変えて清水の拳を
右手で掴んだ。

掴んだまま手首を返して
皇帝の手を清水の手にあて
手首の間接を決めた。

少林寺拳法の柔法の間接技

そして清水は倒れこんだ。
倒れこんだ清水に皇帝は
膝で鼻に軽く蹴りこむ。

皇帝「もう終わりやな。
負けを認めるかぁ?」

清水「・・認めへんわ」

皇帝「ほなどうにかして
回避してみろや。」

しかしどうにもできない

皇帝「口だけやないか。
結局の所お前はぁ。
ガッカリさせやがって」

皇帝から殺気が出た。
それは全員に伝わった。

死神「あ~。これ折るな」

死神のその一言を聞いた
前山がタイマンを止めた

体当たりをして止めた。

皇帝「ふん。いいよこい。
2対1でもかまわへん」

皇帝は戦闘態勢をとった。

しかし・・前山は土下座を
していた。それを見た部員
達は驚いていた。

皇帝「おい。顔上げろ。
師範代やろ。やめとけや」

前山「もう勘弁してくれ。
こいつは未来があるねん。
空手の才能があるねん。
あんたが強いんはわかった
からもう勘弁したってや」

皇帝は清水を見た。
清水は手を押さえながら
ガタガタと震えてた。

清水は心が折れていた。

皇帝「あ~。わかったよ」

皇帝は引き下がっていった

魔人「よし。じゃあ後は
俺の出番やな・・・」

魔人が立ち上がった。
そして前山に近づいた。

魔人「おい。師範代よ。
頭同士で決着つけようか」

前山「いや・・・
もう勘弁してくれ。」

魔人「最初の威勢はどこに
いったんや?おい。」

前山「さっきの試合を見て
わかった。格が違うって」

魔人「うーん。そうか。」

そういって魔人は戻った。

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