先生は悩んでいた。
本気なのか?脅しなのか?
これに屈服してしまったら
負けを認めることになる。
しかし出場停止や学校問題
になるのは困る。
そんなことができるのか?
先生は一度開き直っていた
しかしロバートを見た瞬間
その考えは変えさせられる
それはロバートの態度が
そうさせたんやろう。
こいつは・・・本気やと。
伊田「・・・いくらや?」
ロバート「65やな。
このレコーダーも渡そう」
伊田「それは高いやろ。
それやったら払えへん」
ロバート「そうか・・・
ほな交渉決裂やな。」
ロバートは不敵に笑って
アリエスに指示を出した
アリエスは携帯で電話を
かけだした。
伊田「何をしてるんや?」
ロバート「あんたが問題を
表面化したいみたいやから
お望み通りにしたるねん。
ここの理事長にな。今回の
証拠を売り込むだけや。
そうそう。警察にも被害届
提出手続き進めてるから」
伊田「ちょっと待てや。」
ロバート「もう待ったやろ
何情けない事言うねんや。
お前は覚悟を決めて言った
んと違うんか?空手には
覚悟ってのは無いんか!!
行動にも発言にも責任を
しっかりもたんかいや」
アリエスの方は話をした
アリエス「あぁもしもし
いいよ。その住所にその
証拠を持っていって。」
簡単に話をして切った。
伊田「お前らマジか?」
ロバート「さて・・・
じゃあ次の話をしようか
空手部の大会出場の件。
今回は主将が自らこんな
事をしているから大会に
ついては出なくてもいい
覚悟はあるんやろうけど
今回の件を全ての大会
運営本部に報告するよ
それでもいいか?」
バルゴ「お前の所の流派
が終わるかも知れんな」
ロバート「流派の大会も
出なくていい覚悟があって
こんな事言ってるんやろ」
ロバート達は笑っていた。
ロバート「発言と行動に
責任を持って覚悟を決めて
言えよ。伊田先生。」
そしてまた追い込つめる。