その時俺達の席に酔っ払い
の大学生が集まってきた。
??「なんや~。おまえら
さっきからうるさいねん」
山崎「なんやねん。お前ら
喧嘩売ってんのか?コラ」
瀬戸と村田が山崎を止める
瀬戸「ははっ。まあまあ。
勘弁して下さいよ。」
村田「大学生でしょ?
空手部かなんかの。」
大学生「おぉ。俺達は
南甲大学の空手部や。
お前らみたいな弱いくせに
暴走族で威張ってるのを
見てるとむかつくねんや」
山崎と進藤がそいつを睨み
つけながら席を立つ。
喧嘩をする気が伝わった。
しかし瀬戸と村田が止める
瀬戸「いやー。失礼。
気を悪くしたら謝ります。
すんませんねぇ。」
大学生「俺達が空手部って
わかったら謝るんかいや。
根性ないのぉ。お前らは」
村田「根性無いんですよ」
瀬戸「喧嘩して困るんは
あんた達やからなー。」
大学生「あ?なんでや?」
瀬戸「黒帯が外で喧嘩とか
してたら大会とかも全て
出場停止になりますよ。」
大学生「あ?何を言ってる
ねんや。そんなんなるわけ
ないやろーが」
そうしてそいつらは瀬戸を
馬鹿にして水をかけた。
大学生「南甲大学の空手部
主将の清水や。喧嘩を売る
ならいつでも来いや。」
そして笑いながら去った。
村田「災難やったな。笑」
瀬戸「あぁ。そやな。でも
あいつらオツム弱いな。」
山崎「何でなんですか?
何でやったらんのです?」
そこにいる全員がその事を
疑問に思った。
進藤「なんやったら俺達が
やったりますよ。」
進藤と山崎が席を立つ。
それを瀬戸が止める。
瀬戸「まぁ。待てや。
おい帝。さっきのは
しっかり録音できた?」
村田「おお。完璧や」
村田がその場に取り出した
のは小さい機械だった。
山崎「これは何ですか?」
瀬戸「ボイスレコーダー。
会話を録音できる機械や」
俺達はさっきの会話を聞いた。
しっかりと録音ができていた。
進藤「これを・・・
どうするんですか?」
瀬戸「わからへんか?
これで大学を強請るねん」
瀬戸は笑いながら言った。