進藤「帝さんと皇帝さんは
何を飲まれます？」
瀬戸「ウーロン茶かな」
村田「俺もウーロン茶」
山崎「えっ？ウーロン茶
でいいんですか？」
瀬戸「酔ったら暴れて
しまうからな・・・」
村田「そうやな。お前は
酔ったら暴れるよなー」
瀬戸「ちょっと待てや。
お前もやろーが!!」
そのやりとりが面白く
全員が笑った。
なんか楽しくなってくる。
中川「鹿角さんは前に
甘いカクテル飲んでベロ
ベロになってましたよ」
村田「あ～。鹿角さんは
酔ったら絡むから嫌や」
瀬戸「でも一番酔ったら
面白いんは魔人さんや」
村田「あれはおもろいな。
電柱に喧嘩売ってたよな」
進藤「えっ？魔人さんって
三神の一人ですよね？
インカ最強でめっちゃ怖い
って聞いてますけど。」
瀬戸「外から見れば
まぁ怖いかな。
仲間外れになったら
すぐに不機嫌になるしな」
村田「まぁでも昔よりは
マシやろ。中１の時は
怖かったみたいやしな。
やたら強かったなぁ。
当時俺と皇帝２人がかり
で喧嘩売っても勝て
へんかったしな。」
瀬戸「負けてもねぇけど。
あの人打たれ強すぎたわ」
中川「あの魔人さんと
本気で喧嘩したんですか？
なんでまた？」
村田「あん時はロバートの
機嫌を損ねたからなぁ。」
山崎「神なる王の？」
瀬戸「俺達は足止めや」
進藤「そのタイマンどっち
が勝ったんですか？」
瀬戸「引き分けたよ。」
山崎「引き分けですか？」
村田「おぉ。引き分けや。
俺と皇帝は引き分けた。
最後はロバートとタイマン
張って倒れてたな。」
山崎「どっちが？」
瀬戸「魔人さんが倒れた。
ほとんど俺らにやられてたけど」
進藤「じゃあ最強ってのは
ロバートさんですか？」
村田「いや。うちの最強は
魔人さんやねん。
ロバートでは無いねんや」
進藤「でもロバートさんは
魔人さんに勝ってるんです
よね？じゃあロバートさん
が最強じゃないですか？」
瀬戸「それは違うねん。
あん時は理由がな・・・」
村田「そうやな・・・
あれは違ったな。」
それ以上瀬戸と村田は
ロバートの話をしなかった
