山崎「本当にすみません」
山崎はもう一度謝った。
瀬戸「さてと。帰るか。」
村田「もう3時やんけ。」
進藤「まだ3時ですよ。
お詫びって訳ではないです
がどこかいきませんか?」
中川「御一緒したいです」
村田「でもなぁ・・・」
瀬戸「もう眠たいしなぁ」
進藤「そんな事言わずに。
お願いしますよ。インカの
トップクラスとお話する事
なんてないんですよ。」
瀬戸「十傑がいるやんか」
村田「俺らと十傑には
たいした差は無いねんて」
中川「十傑さん達は三神と
双龍がインカの頂点って
言ってましたけど。」
瀬戸「十傑の誰が?」
中川「鹿角さんと飛燕さん
の2人です。」
村田「ロバート組やんけ。
あの2人はあかんって。
もう~っ。鹿角さん絶対
面倒くさいからそんなこと
言ってるだけやって。」
瀬戸「死神組か魔人組の
言う事を聞いてくれや。
それが正解やねん。」
進藤「じゃあそういう話を
色々教えてくださいよ。
じゃあ行きましょう。ね」
瀬戸「じゃああいつらも
一緒でええかな?元々は
あいつらと一緒やから。」
瀬戸は俺達を指差した。
進藤「えぇ。もちろん。
全然構いませんよ。」
瀬戸「じゃあ行くか。
おーい行くぞぉ。」
村田「朝までコースか。」
進藤「山崎。お前も来い」
山崎「俺には行く権利が」
村田「おぉ。来い来い。
しょうもない事言うなや」
山崎「行っていいです?」
瀬戸「あいつががいいって
言ってるからええねん」
山崎「本当に嬉しいです」
中川「じゃあどっか居酒屋
にでも行きましょうか。」
瀬戸「どこでもいいやろ。
全部皆に任せるわぁ。」
進藤「じゃあとりあえず
移動しましょうか。」
滝「じゃあ俺達地元なんで
近い所に案内しますよ。」
そして俺達はここから近い
居酒屋へ移動した。
居酒屋に入るとそこには
体格のいい大学生がいた。
おそらく大学の空手部の
連中であろうと思った。
とりあえず無視して案内
された席に座った。
第6部-双龍の力- 完