有也「おいどうしたんや?
来おへんのか?」
有也は挑発している。
蓮「こりゃあ。やべぇな」
四神の幹部達とは格が違う
どう攻撃しても有也に
ダメージを与える程の攻撃
ができる気がしなかった。
有也「来ないんやったら
こっちから行くぞ。」
有也が間合いを詰めてくる
そして全力で殴ってきた。
蓮「つっ。いってぇ~。」
なんとか腕でガードした
にも関わらずダメージが
腕に残り、痺れていた。
そして間髪いれずに横腹に
蹴りを入れてくる。
蓮「がっ!?はっ」
ガードができずにモロに
横腹に蹴りが入った。
そしてすぐにまた全力で
殴ってくる。
蓮「マジかいや。」
俺はガードができずに
モロに顔を殴られた。
頭がクラッとし足から
力が抜けてふらつく。
蓮「やべぇ。意識が・・」
有也は俺を追撃して
左アッパーでさらに殴る。
蓮「ぐわっ!!いって。」
間合いをとって急いで
後ろへ下がる。
そして手を折りたたみ
亀みたいにガードする
少しして体力が回復する。
なんとかやり過ごした。
有也「そんなもんでよく
俺に喧嘩を売ってきたな」
蓮「あぁ。こんなに強い
とは思ってなかったわ。
昔尊敬しててよかったわ」
有也「褒めても手加減は
せえへんからな。」
お互いまた構えた。
俺は少し勝機を見出した。
有也の力はすごかった。
バカみたいな力やった。
あの力を減らすためにも
体力を奪うしかなかった
有也が近づいてくると
俺はローキックを打って
一歩下がる。
そしてまたローキックを
打って一歩下がる。
有也「なんやそれ。そんな
蹴り痛くも痒くもないわ」
それでも俺はずっと同じ
パターンで攻撃する。
有也は何もできなかった。
俺を掴まえる事ができない
俺は同じ攻撃を繰り返す。
同じ攻撃をしていたら
意識がどうしても下に向く
意識が下に向いた時・・・
俺は顔を全力で殴るから。
そのチャンスを作ってた。