第144話 四神総長

2014年7月13日日曜日

第5部-族の抗争-

t f B! P L
斉藤有也の登場で周りの
空気が凍りついた。

そりゃあそうだ。
誰もが認める須磨最強だから。

有也は四神の幹部達の
元へ行きここで起こった
状況を聞いている。

その隙に滝は急いで
俺を起こしに来た。

滝「・・・蓮。来たぞ。
斉藤 有也が来たんや」

蓮「う・・ん。来たか。
俺はどれぐらい寝てた?」

滝「30分ぐらいやな。」

蓮「十分や。行くぞ。
あっそうそう。彼女膝枕
ありがとな。ぐっすり
眠れたわ。」

女の子「あっ・・・うん」

名前も知らない女の子に
感謝を伝えて有也の元へ
歩いて向かう。

蓮「大牟田から話は
聞いたんか?」

滝「あぁ。聞いた。蓮が
かなりやられてるって事
を知らんかったわ。」

白木「それでも有也さん
とやるんか?」

蓮「あぁ・・・。やる。」

俺の決意を見た滝達は
覚悟を決めたみたいや。

滝「勝ってくれよ。」

蓮「あぁ。任せろ。」

そして有也の前に対峙した

言葉は無い。睨みあう。
そして有也が話しかける。

有也「蓮。いや・・・
羅針の総長が俺に話しって
なんや?聞いてやる。」

蓮「神戸連合に対抗する
勢力を作ってるみたいやが
それはなんでや?」

有也「答える義務は無い」

蓮「そうか・・・。じゃあ
同盟を組んだ相手がなんで
四神の下っ端の手下に
されて扱われてんねや?」

有也「何を言ってるんや?
お前。訳わからんことを」

蓮「伸夫の言ってることは
四神の総長と言っている事
と同じことなんか?」

有也「違うに決まってる
やろ。伸夫はただの弟や」

その言葉を聞いて大牟田は
いらだちが起こってきた。

蓮「今日な。羅針の集会
って事は知ってるな?」

有也「あぁ知ってるわ」

蓮「その集会の時になぁ。
闇市の連中に襲撃をかけ
られたんや。突然な。」

有也「闇市の連中が?
そんな勝手な事せんやろ。
適当な事を言うなよ。蓮」

蓮「そやな。闇市が襲撃を
かけるわけはないわな。

それを動かしてたんは四神
の連中やねんからな。」

有也「・・・何?」

有也は幹部を睨みつける。
幹部は黙って聞いていた。

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