第129話 疑問

2014年7月12日土曜日

第5部-族の抗争-

t f B! P L
伸夫「おい。お前らも羅針
の総長をシバイたれ。
俺達の怖さを教えてやれ」

伸夫が言っても闇市の連中
は動こうとしない。

伸夫「どうした?俺の命令
が聞かれへんのか?

俺の命令を聞かへんって事
は四神の総長の命令に背く
ってことやぞ。」

蓮「ははっ。やっぱりか」

伸夫「何がやっぱりや。」

蓮「兄の名を出して威張る
ことで自分の強さと勘違い
してる最低野郎の言う事
なんて不良が素直に聞く
はずがないやろーが。」

伸夫「うるさい!!」

伸夫は金属バットで俺の
頭を全力で殴った。

俺はまた気を失った。

伸夫「ハァハァ。くそっ。
謝ったら許してやるのに」

伸夫は闇市全員を睨み一列
に並ばせて闇市全員を殴る

伸夫「お前らは何で俺の
言う事をすぐに聞かれへん
ねんや。ボケぇ。」

闇市「伸夫君さぁ。少し
聞いていいっすか?今回の
事って羅針を傘下に収める
話じゃなくてあんたが羅針
の総長にやられた仕返し
やっただけなんすか?」

伸夫「あぁ。そうや。四神
の総長の弟がやられたんや

仕返しせんかったら俺が
なめられるやろーが。」

闇市「・・・。」

伸夫「お前らは俺の手下や
ねんから黙って俺の言う事
を聞いといたらええねん。
俺に意見をするな。」

闇市「・・・。」

伸夫「くそっ。いらつく。
もういい。帰るぞ。」

闇市「あんた何か勘違い
してまへんか?」

伸夫「なんやと?」

闇市「俺達は総長が認めた
斉藤有也の下についたんで
あって弟のお前についた訳
やない。手下でもない。」

伸夫「あ?でも俺の言う事
は兄貴の言う事と同じや。
それに逆らうって事か?」

闇市「なんだかなぁ。
よくわかんねーや。」

伸夫「とりあえず帰るぞ。
後は帰ってから話しよう」

闇市「あっこで気絶してる
のはほって帰るんですか?」

伸夫「ほっとけや。」

闇市「ふーん。」

そして伸夫と闇市の連中は
一緒に帰っていった。

俺は一人公園で意識を失っ
たまま気絶していた。

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