マズイ。これはマズイ。
突然の襲撃に対応できる
ほどの奴らはウチには
少ししかいない。
俺と滝と白木ぐらいや。
??「オラア。死ねやぁ」
蓮「ぐっ。お前が死ねやぁ」
ガッ・・・ドッ。バキイッ
俺は襲ってくるやつらを
殴り倒していた。
しかし羅針のメンバーの
状況を把握できるほどの
余裕は少しも無かった。
闇市「野田を潰せ。
総長を潰せば終わりや。」
蓮「くそっ。ヤバイ。」
闇市は一人に対して6人
で集中攻撃してきた。
後ろの方では悲鳴が
聞こえてきた。
何で闇市が俺達を襲う?
状況を整理できない。
闇市の数が以上に多い。
このままでは負ける。
俺は苦渋の選択をした。
蓮「全員ここから引けぇ。
闇市の数が多すぎる。」
そういって一瞬後ろを
振り返った時・・・
羅針のメンバーは滝以外
はやられていた。
その滝ももう危なかった。
ゴンッ・・・
その時闇市の連中は金属
バットで俺の頭を殴った。
蓮「がはっ」
体が痺れ一瞬麻痺状態に
なり意識が飛んだ。
滝「総長~。お前らぁ。」
闇市「よし。お前達。野田
をさらって引き上げや。」
滝「待てや。こらぁ。」
闇市「お前も死んどけ」
ゴンッ・・・
滝も金属バットで殴られる
そして闇市は去った。
滝「くそっ。蓮・・・。」
俺は闇市に拉致られた。
それから数十分後・・・
バシャッ。
冷たい水をかけられて俺は
目を覚ました。
蓮「ここは・・・?」
目が覚めたとき・・・
俺はどこかの公園にいた。
手が後ろに紐で結ばれて
立ち上がれない上に
闇市の連中に囲まれてた。
??「お目覚めか?」
声の方を振り向いた時。
俺はぶち切れた。
蓮「てめぇ。コラぁ。
何を考えてんねん。
こんな事しやがって・・・
殺すぞ。お前だけは」
??「お前は今の立場が
解ってないみたいやな。」
そいつは俺の腹を蹴った。
蓮「ごほっ!ごほっ!」
??「くっくっく。蓮よ。
俺に蹴られて痛いか?」
蓮「かはっ!まさか。
寝言は寝て言えよな。」
そいつはさらに俺を蹴る
俺を蹴ったそいつは伸夫だった。
伸夫は闇市ではなく兄のいる
四神に入っていたはずだったのに
闇市とつるんでいた。