第123話 もめごと

2014年7月12日土曜日

第5部-族の抗争-

t f B! P L
「伸夫君。大丈夫か?」

伸夫「くそっ。蓮め。
覚えておけよ。あいつ」

駅のホームでは不良達が
後始末をしていた。

そこに駅員が駆け寄った。

駅員「今ここで喧嘩が
あったって聞いたけど
君達やな?」

野村「何もないわ。ボケ」

駅員「また野村の生徒か」

駅員は野村と解り顔色が
変わる。困っていた。

野村の生徒は駅員に強く
つっかかっている。

そして駅員を殴った。

伸夫「やったれや。」

野村の連中は駅のホームで
暴れまわっていた。

それは他の高校の連中に
とっては怖かっただろう。

駅員「警察を呼べぇ。」

駅員は警察を呼んだ。
そしてそいつらは全員
補導されていた。

それを知ったのは翌日
のことだった。

翌日学校へ行くと何か
ザワザワしていた。

女子「ねー知ってる?
昨日さぁ。兵庫駅の
ホームで野村の生徒達
が暴れててん。
めっちゃ怖かったわ。」

男子「野村はどこでも
暴れるから嫌やなぁ」

教室に着くまでに皆が
野村の話をしていた。

伸夫達はまだウチの
学校には来ていない
みたいで安心した。

羽田「野田君。おっはよー
なんか元気ないね?」

朝から元気一杯の羽田さん
の声に元気をもらった。

蓮「ちょっと色々あってね
羽田さんはテンションが
高いね。元気やん。」

羽田「まぁね~。野田君も
元気出しなよ。」

そして羽田さんは女友達の
方に向かっていった。

もっと俺に何か聞いてくれ
るかと思ったのに・・・

少し気持ちが落ち込んだ。

そして授業を受けて昼休み
になっても伸夫達は
来なかった。

蓮「仕返しは来ないか?」

いつも通り屋上でタバコを
吸って空を見て考えてた。

蓮「もしかしたら最悪俺は
退学になんのかなぁ?」

入学当初とは違い、学校も
楽しくなってきたのに伸夫
の勝手で俺まで被害をうけ
てきている。俺は被害者。

そう思うとむかついてきた

俺は速攻で決断した。

蓮「早めに決着つけるか。
放課後には来るやろな。」

今日中に決着をつけよう。
何人来るかもわからないが
俺は侘びを入れる気もない。

俺1人の問題だ。
野村と俺との喧嘩になるのを
覚悟した。

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