第119話 自己紹介

2014年7月12日土曜日

第5部-族の抗争-

t f B! P L
そいつは俺をじっと見る。
そして一言・・・

「全然似てないやないか」

宮根「似てる似てないかの
話やないねん。バーカ。」

羽田「あはは。ごめんね。
野田君。いつもこの人達
こんな感じやから。」

宮根「ちょっと美樹ちゃん
少しは否定しよーよ。」

宮根さんは初めて会う俺の
雰囲気を和ませてくれてる

瀬戸「じゃあ皆も自己紹介
していきましょうよ。」

村田「誰から言うねん?」

瀬戸「じゃあ。俺から?」

全員が頷いた。

瀬戸「俺同じ学校だよ?」

また全員が頷いた。

瀬戸「自己紹介しなくても
こいつ知ってるんだよ?」

また全員が頷く。

瀬戸「関係ないねんね。
相変わらずひどいな。

じゃあ俺から言うわ。
名前は瀬戸 明
庫兵工業の1年や。
はい次。卓言えや」

村田「どーも。初めまして
名前は村田 卓
北甲高校の1年です。
まぁよろしく。
はい次。宮根先輩。」

初めまして・・・やと?
村田は俺の事を全く覚えて
いなかった。

しかし・・ここは黙った。
ここは黙るべきだった。
そんな空気だったから。

宮根「ども。初めまして。
名前は宮根 健太
市立港神の2年や。
1こ上になるんかな?
はい次。龍太。」

龍太「俺もかいな。はぁ。
名前は野田 龍太
川滝第2の2年。
お前の兄や(笑)
はい次。魔人。」

沢田「あー。沢田 清人。
陵広の2年や。学校では
バカばっかやってるから」

宮根「お前はバカやから
何やってもバカやねん。」

沢田「なんやと?コラぁ」

瀬戸「早いですって。
まだ自己紹介中ですよ。」

村田「止める人おらんから
やめといてくださいって」

宮根「そうか。悪い悪い。
じゃあ次美樹ちゃん。」

羽田「はーい。えっと。
羽田 美樹です。
庫兵工業の1年です。
じゃあ次お姉ちゃん。」

蓮「えっ?羽田さんの姉」

姉「はいはい。ウチね。
この娘の姉やってます。
羽田 京子です。
庫兵工業デザイン科2年。
この娘と仲良くしてあげ
てね。野田君。」

少し不良っぽい綺麗な人が
羽田さんの姉だった。

どこかで見た事があるが、
いまひとつ思い出せない。

姉「じゃあ最後に由紀。」

最後の人は清楚な感じで
綺麗で大人っぽくお姉さん
とは真逆の女性だった。

由紀「初めまして野田君。
名前は佐川 由紀です。
庫兵工業デザイン科の
2年です。京子と同じ。
よろしくね。」

この人もどこかで見た。
しかし思い出せない。

瀬戸「ほれ。座れや」

全員の自己紹介が終わり
俺は空いてる席に座った。

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