アムリタ教典　義⑭

～過去にすがるな。
今を生きろ～

「あの頃はよかった」
「あの頃は楽しかった」

そんな話を大人から
聞いたことはないかな？

「地区大会で優勝した」
「部活のエースでした」

そんな話を同世代から
聞いたことはないかな？

もしかしたらみんなにも
なにかあるかもしれない

だけどそんな事は
自分から言わなくていい

ただの実績にしか
過ぎないから。

結局過去を後悔の材料に
してしまって過去から
抜け出せなくなって
しまったりする。

過去は全て反省の材料だ。
後悔の材料ではない。

そして自分の一番よかった
時に浸ってしまう。

自信がないからこそ
過去にこだわってしまう。

僕はそんな人達を割りと
多く見てきたかもしれない

その度辛くなったりもする

「過去ってそんなに大事に
するものなのか？」って

こんな話を聞いた事がある
「現在とは過去の全てが
生きた集大成だ」と。

僕達も何年後かには大人だ

その時過去に縛られて
いるのだろうか？

ずっと大事に過去の話を
持ち上げて話をするのか？

そう考えてしまうと
やっぱり辛くなってしまう

だから僕はこう考える
ようにした。

「現在のその一部は将来で
　他は全て過去」

過去が今を築き上げたのは
否定ができない。

そして今の努力は将来を
作り上げると思ってる。

未来は今の自分自身が
切り開くしか手段はない。

他人に依存してしまって
いては何もできなくなる。

ドクター・ロバート