アムリタ教典　仁②

～綺麗ごとは
汚い言葉と同じ～

きれいごとはうわべだけが
りっぱで実のないこと。

学校の先生や運動部の
キャプテン達が
よく言うかな。

例えば・・・

「よくやった。頑張った」

「精一杯やれたから
悔いはない。」という理由

これは本当に思っている
ことなのだろうか？

運動部は何のために
練習しているのだろうか？

もしインカの誰かがそんな
事を言ったらどう思う？

「よく頑張ったね。
頑張る事が大事だよ～」

ってバカにしているのか？
としか思えないだろう。

頑張ったからそれでいい？

ここまでこれたから
それでいい？

それって絶対に正しい事
とは思えない。

負けた人間の自分への
言い訳にすぎない。

きれいごとじゃない。
汚い言葉になっている。

自分が逃げているだけの
言葉にしか聞こえない。

もしあなたも
そう思っているのなら、
誰かが負けた時・・・
相談にのれないだろう。

勝利に対する
貪欲性がないから。

勝利に対する可能性を
探さないから。

誰にも勝つということを
教えられない。

僕は別にきれいごとを
否定したいわけではない。

ただきれいごとで
済ましてはいけないと
思っている。

「きれいごと」を持っても
「きれいごと」で済まさ
ないようにしてほしい。

負けは負けだ。

強いから勝つんじゃない。
勝つから強いんだ。

もし僕が何かに負けた時は
素直に相手を称えよう。

どんなに策を労しても
勝たせてくれなかった勝者
を認めないのは・・・
勝者に対して失礼だから。

ドクター・ロバート