死神「解散は好きにすればいい。
だけど・・・あんたの作った組織が
居場所の奴らもいるやろう。
そいつらの居場所残してやれよ」
ボス「・・・さすが。ロバートさんの
近くにいたのがよくわかります。
結局・・・ロバートさんもそういうこと
を言ってたんでしょうね。皆さんに
お会いして話しててわかりました」
死神「互いに色々あるけどな・・・
最後に俺らの知らないロバートの
話が聞けてよかったと思ってる」
ボス「ロバートさんが間にいて
お会いしたかったです。そうすれば
もっと違う結果だったかもしれませんね」
死神「・・・そうやな」
死神はボスに手を伸ばした。
ボスはスッと手を出しcをした。
魔人や鹿角、飛燕も同じようにした。
ボス「それでは・・・私達は去ります。
色々とご迷惑おかけしました」
死神「おう。バイバイ」
ボスは集団を引き連れ戻っていった。
しばらくして・・・静かになった。
野田「よくわからんのですけど?」
鹿角「お前部外者やからな。
お前も帰れ」
野田「嫌です。います」
飛燕「まぁまぁ。やっと終わった。
ひとまず・・・乾杯しようや」
コンビニで買ってきていた飲食物
を適当にとり全員で乾杯した。
鹿角「あーー。疲れたわぁ」
飛燕「連チャンはきつかったな。
さすがに筋肉痛がきっついわ。
そっちってどうやったんや?
色々あったんか?」
鹿角「あー。まぁな・・・明石から
話すとやな・・・」
互いに明石からと尼崎からとの
話で楽しそうに話していた。
みんなが楽しんでいる中・・・
死神「魔人。ちょっといいか?」
魔人「お?ええぞ?」
死神さんが魔人を呼び暗闇の中
へ消えていった。
鹿角「・・・野田。隠れてついてけ」
飛燕「すぐ行け。飲み物もってって
ええから」
野田「はーい」
俺は命令されて隠れて死神さんと
魔人さんを追いかけていった。
誰もいない所で死神さんと魔人さん
は距離をとって話をしていた。
死神「お疲れやったな」
魔人「お前もな」
死神「今日で最後や・・・早かったな。
なんだかんだでもう来たかって感じや」
魔人「・・・そうやな」
死神「そんでや・・・俺とお前は6年前の
あの日から決着がついてないねん・・・
最後やからな。どっちが上か決着つけて
おこうか」
野田「・・・げっ。マジで?」
少し沈黙が続いていた・・・
魔人さんがゆっくりと答えた。
魔人「死神。お前が上や。俺は
お前には勝てる気がしない?」
死神「・・・あ?」
死神さんはいらついていた。
魔人「俺はみんなと一緒におって
いじられたりしても嫌と思わなかった。
ここが俺の居場所やからって思ってた。
お前を見てて・・・人間的にお前には
勝てないってのは前から感じてた」
死神「何言ってんねん・・・インカの最強
はお前やろうが。俺じゃあない」
魔人「俺じゃなくていい。お前が強い
のも知ってる。俺はお前とやりたくない。
どっちが上かと比べるんやったら
俺の負けでいい。反論はしない」
死神「そういう訳にはいかへんねん。
ロバートがおらんねんからもう俺らを
止めるやつもおらへんねんからな。
どっちが最強か決めてしまおうや」
死神さんが魔人さんに殴りかかる。
魔人さんは距離を保ちながら避ける。
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