第1252話 コーヒー

2016年4月27日水曜日

第46部-願い-

t f B! P L
目が覚めると夜だった・・

蓮「もう・・・9時か」

下に降りてご飯を食べる。
龍太は帰って来てなかった

龍太の帰りを待っていた。
しかし・・・遅かった・・

帰って来たのは深夜1時だ
こんなに遅い時間まで・・

蓮「おかえり・・・」

龍太「ただいま・・・
まだ起きとったんかいや」

龍太の目も腫れていた・・
かなり泣いていたのだろう

蓮「昼寝してたからな」

龍太とリビングで話す。
龍太にコーヒーを入れた。

蓮「ほい。熱いぞ」

龍太「あぁ。ありがとう」

蓮「1回解散してから・・
なにしとったん・・・?」

龍太「ずっと話してたわ」

蓮「どんなこと・・・?」

龍太「今後の事とか・・・
これからどうするかとか。
ロバートの手紙とかな」

蓮「手紙って・・・?」

龍太「これや・・・」

龍太が封筒を取り出した。

俺が村田から預かった瀬戸
への手紙と同じ封筒だった

蓮「読んで・・いいか?」

龍太「あぁ・・読めや」

おそるおそる手紙を取る。
そして読ませてもらった。

龍太「何回か書き足してる
自分の状態に合わせて書き
足してたみたいやわ・・」

ロバートの手紙

蓮「うっ・・ぐすっ・・」

こんなん・・・ダメだ・・
病気が治ってないことを
言えなかったなんて・・・

そりゃあ瀬戸も言えない。

ロバートが言えなかった事
を言えるわけなんてない。

龍太「病気が治ってなくて
退院してたとはなぁ・・・
よう考えたらおかしいよな
隔離されてたのにいきなり
退院してたんやもんなぁ」

ロバートが退院したことで
全員が浮かれてしまってた

龍太「はぁ・・まいったわ
俺が気づかんとあかん問題
やったのになぁ・・・」

龍太も反省していた・・・
そのまま沈黙が続いて・・
俺達は自分の部屋に戻った

そして・・・翌日・・・
瀬戸に手紙を渡すために
学校へ行った。

??「どうしたん?野田君?
目めっちゃ腫れてるやん」

蓮「いやー。ちょっとな。
ほたるの墓で泣いててん」

??「えー?そうなん?
あたしもあれ泣くわぁ」

あまり話を広げられても
対応に困るのでかわす。

適当に話をしておいて
瀬戸の教室へ向かった。

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