翌朝・・・早朝に鍛錬して
鹿角さんと飛燕さんに色々
指導してもらっていた。
そして井草の家に戻る。
そして作戦を決める事に。
蓮「闇皇帝って横浜のどこ
らへんにおるねんや?」
井草「関内や伊勢佐木町の
方面でよく走っているよ」
柴田「よくわからへんわ」
安部「全国制覇したって事
は人数はハンパやない?」
井草「人数はとにかく多い
南雲が一声かけたら簡単に
300ぐらいは集まるよ」
蓮「300人が相手かぁ。
かなり厳しいやんけ・・」
安部「応援要請しとくか」
柴田「保険かけとかなな」
蓮「そんで集会とかって
のはいつやってるんかな」
井草「今日の午前0時だ。
毎週土曜日にしてるから」
蓮「じゃあ今日衝突やな」
柴田「わかってるやんけ」
安部「今日逃したらない」
俺達はすぐに判断をした。
決戦が今日の0時になる。
井草「怖くはないのか?
それともなめてるのか?」
柴田「怖いかどうかで
言えばそりゃあ怖いって」
安部「なめてもいないし」
蓮「今日しかないからな。
今日やらなあかんやんけ」
怖い事からは逃げるな。
それがインカの言葉だから
井草「あんたらすごいよ。
じゃあ俺からも教えておく
闇皇帝にはとっても強い
のが5人いるんだ。俺達も
この5人には勝てない」
柴田「有名な奴なんか?」
井草「横浜で族やってたら
全員が化物っていうんだよ
それぐらいの実力者だし」
安部「なんて名前なんや」
井草「内山・真中・川田。
この3人が各隊長張ってる
それに副総長の清川がいる
そして・・・総長の南雲。
この5人は強すぎる・・・
化物級の強さを持ってる」
蓮「その5人の中で南雲は
何番目に強いんや?」
井草「南雲は2番目だ・・
強さだけを言えば副総長の
清川が一番強いんだよ」
蓮「2番目か・・・よし」
井草「よしって?」
蓮「南雲をやれたらいい。
俺の目的はあいつだけや」
柴田「俺は各隊長やるかな
門番はこじあけてやるわ」
安部「そうやなぁ~。立場
的に隊長クラスやもんな」
インカの中枢である十傑は
族でいうところの隊長達だ
同じ立場の者を倒したい。
それだとスッキリするから
本来鹿角さんと飛燕さんは
隊長クラスではない。族の
総長は張れる人達だった。
連合の総長でもやれている
そんな人が隊長クラスを
狙うってのもおかしかった