翌日3学期の始業式だった
遂に3学期に突入した。
久しぶりの学校が始まる。
蓮「もうすぐ3年やなぁ。
みんな卒業するねんなぁ」
瀬戸「気持ち悪いな。お前
なに浸ってるねんや?」
橋本「変な宗教入った?」
蓮「うわっ。瀬戸?それに
ロバートも一緒ですか?」
瀬戸もロバートもいつも
通りの学生モードだった。
昨日龍太から聞いた話は
俺は知らない事になってる
俺が戸惑うのはおかしい。
冷静でいるのが大変だった
瀬戸「あー。眠いわぁ・・
今日の始業式立ち寝しよ」
橋本「俺は保健室で寝る。
布団の力は偉大やしな」
瀬戸「うわぁ。汚いわぁ。
俺もそうしよっと~」
楽しそうに話をしていた。
子供みたいにはしゃいでた
卒業式まで後2ヶ月ぐらい
最後までしっかり学校生活
を一緒に贈りたそうだった
卒業したら・・寂しくなる
蓮「ロバートは卒業したら
進路どうするんですか?」
橋本「大学に進学するよ。
大阪の工業大学決まった」
ロバートは進学を選ぶ。
学生社長で進学を選んだ。
蓮「インカも続けます?」
橋本「インカは引退するよ
明も卓もいるし安心して
後を任せられるからね~」
瀬戸「俺も引退しよかな」
橋本「下には明が必要や。
明がおらな全て崩れるわ」
次の代のことも考えてた。
瀬戸と村田がトップらしい
だいたいわかってたけど。
瀬戸「でも・・・みんな
この時期大変そうですね」
橋本「そうなんか?」
瀬戸「魔人さんは陵広の
生徒からタイマンの申し
込みが多いみたいですよ」
橋本「怖い者知らずやな」
瀬戸「卒業する前に後悔
しないようにタイマンして
スッキリしたいんでしょ」
橋本「死神さんの方も?」
瀬戸「多分そうでしょう。
あの2人はインカの名前が
無くても有名ですから」
橋本「陵広の番長と港神の
裏番長やもんな。大変や」
もうすぐみんな卒業する。
卒業する前にケジメをつけ
たい不良が多かった。
蓮「ケジメ・・・か」
暴れるのは高校生までだ。
卒業されると現役じゃない
俺も・・・後悔したくない
ケジメをつけたかった。
もう一度・・あいつに・・
最後に会わないといけない
第42部-国家暴力- 完